嵐山の大覚寺まで行ってきました。
嵐山はもちろん何度も行ったことがあるのですが、大覚寺までは初めてでした。

目的は「大覚寺夢舞台」というコンサート。
石丸さんが出演する第二夜に行きました。
他の出演者はcobaさん(このコンサートはcobaさん主宰だったのかな、第一夜も出演)と一青窈さんというまた珍しい組み合わせ。
白砂庭園という普段は立ち入り禁止の場所が客席、宸殿がステージという舞台構成でした。

ライトアップされていて雰囲気があってとても素敵な空間でした。
境内に入ったら開演前でも写真撮影禁止と言われたのに撮影する人があちこちにいたのがなんだかなあでしたが(苦笑)。
それくらい素敵だったんですけどね。

オープニングはcobaさんのオリジナル曲から。
一青さんのソロ数曲の後、「ハナミズキ」の途中から石丸さん登場。
石丸さんのソロの後、再びcobaさんで最後はみんなで「上を向いて歩こう」とという流れ。

石丸さんのソロは映画音楽からということで
「シェルブールの雨傘」
「カーニバルの朝」
「マイ・ウェイ」
の3曲。

どれも素敵だったけれど、「マイ・ウェイ」が絶品でした。
この空間の中で伴奏はキーボード1本。
石丸さんの澄み切った歌声が響いて本当に心に沁みました。
ご本人もおっしゃっていましたがこれはホールでは味わえないものだなと。
そして同じ時間を共有できる幸せを感じました。

cobaさんと一青さんは生では初めて。お二人も素敵でした。
「ハナミズキ」は色んな人が歌っているのを聴いていますが本物が聴けた!
そして「もらいなき」もうわー、本物だーと思いながら聴いていた(笑)。
cobaさんもおっしゃっていましたが、他の歌手の人とはグルーヴ感が違うなというのはすごく感じた。
それがまた心地よかった。

cobaさんの演奏は生で味わってまるで歌っているように聴こえた。
オリジナル曲ももちろん素敵なんだけど、いちばんテンション上がったのは「リベルタンゴ」。
脳内であっこちゃんが滑ってた(笑)。
「eye」も聴きたかった・・・

公演時間は約1時間半。
星空の下、澄み切った空気の中美しい歌と音楽が聴けて素敵な時間を過ごすことができました。

バスの臨時便が出ていたので思ったよりはスムーズに帰れたのですが遠かった(笑)。
でも遠くても行く価値はあったと思います。