先週末のダイジェストです。

4/16(土)

お昼は「STARS ON ICE」を見に代々木第一体育館へ。
前週に大阪公演もあったのになぜ東京公演を観に行ってるんだろう(笑)。
大阪公演を観ていないのは単純にこのアイスショーコスパが悪い(個人の感想です)。
でも、今回ここに予定を入れたのは時間が空いていたからです。
本当は日曜日こづがINした時に行こうかと思ったのですが瞬殺したんですよね。
こづは残念ながら見られなかったのですが(こづは土曜日の夜と日曜日の回のみ出演)、
大ちゃんの新プロ目当てに。

出演者は豪華でそれぞれ見応えはありましたがショー全体としてはやはり淡々とした進行でエンタメ性が足りない。
大ちゃんはレギュラーメンバーとしての出演なのでオープニング・フィナーレとちょっとしたグループナンバーあり、 そしてしーちゃん、あっこちゃん、しょうま、さっとんとの5人でのグループナンバー、そしてソロはトリという割と出番あり。
いちばん感動したのはオープニングのソロパート。
2階席から観ていたのですが、トレースの美しさに感動してました。
真っ白なキャンパス(リンク)に美しい絵を描くような、そして音符が弾かれているかのような(なぜかポエマーになってしまう)。
日本人だけのグループナンバーに使われた曲はサザンの「東京VICTORY」でした。
グループナンバーとしてはそこまでの化学反応は感じなかったのですが、大ちゃんとしょうまのシンクロぶり、そしてジャンプではあえてシンクロにしなかったところが楽しかった。
コラボナンバーはカナダ女子のナンバーがかっこよかったです。

それぞれ色々見応えはありましたがいちばん印象的だったのは真央ちゃんでした。
この回は「蝶々夫人」。実はこのプロそんなに好みではないのですが、真央ちゃんの滑りを久々に生で観てリンクを大きく使った美しいスケーティングに惹きこまれました。
試合ではないのに、コンボを2連で終わるかと思ったら3連にしたところにアスリート魂を感じた(笑)。

お目当ての大ちゃん新プロはジェフリー・バトル振付「ライラック・ワイン」。
前評判高くて期待していて確かに難プロで滑りこなすのは大ちゃん含めると若干名だろうというものでしたが、私のつぼには入らなかった。
複数回見たらまた違うのかな。

動きがところどころジェフっぽくてそれでも大ちゃんなりの味付けはされていたとは思うけれど、やはりこのプロはジェフが滑るのがいちばん素敵だろうなって思った。
ラクリモーサは初見でぐいっと惹きこまれたからな。
でも色んな振付師、色んな曲でこれからも観られそうなので嬉しいです。

夜はY's Bar。

これが今回のメイン目的。
場所は昨年と同じく経堂のカフェで、定員20名という非常に濃密は空間(笑)。
イベントの内容もより濃くなっていた。
芳樹さんの愛いっぱいな素敵なイベントでした。

4/17(日)

今回Y's Bar以外はノープランでした(計画性なさすぎ)。
そこで友達が誘ってくれたのが林勇輔さんのイベント。
歌綴り『逢いびき~ト或ル女優ノコト~』というタイトル。
早逝したカンツォーネ歌手村上進さんの歌で綴られた1人音楽劇(朗読劇?)でした。
林さんはDVDではもちろん何度も拝見していましたが生は初めて。
一度お目にかかりたいと思っていたところだったので行ってきました。
場所は成城学園前駅からすぐの(迷ったが)カフェというか昔ながらの純喫茶。
こちらも20人くらいでいっぱいでまた非常に濃密な空間。

開演前に椅子が足りているかどうかチェックしに来たのか突然現れてびっくり、
心の準備が・・・。
そしてただ「ねえ?」と謎な相槌をしながら去っていくだけで空気を変えてしまうのがすごすぎて(笑)。
始まる前からものすごいオーラに圧倒されてしまいました。
ドレープの効いた黒いシャツにストライプのぴっちりしたパンツ姿が女装ではないけれどなんというか男装の麗人の様なお姿。
めっちゃ細いのね、年令不詳性別不詳で同じ人間とは思えなかった。
いちばん驚いたのは瞳の美しさ。
あんな澄んだ瞳見たことないというくらいキラキラしていた。

本編はどこまでが虚構でどこまでが現実なのか(途中林さん自身がいましたね)わからない不思議な世界に酔いしれました。
変幻自在に色んな役を演じ分けながら、ピアノ1本で大女優と呼ばれた人物の半生を歌と芝居で魅せる。 圧倒的なオーラと大女優の魂が憑いたかのような表現力と歌唱力に惹きこまれた1時間でした。
そう、もちろん芝居もですが歌がまた素晴らしかった。
テクニックだけではなく歌心がすごい。
このクオリティをこの値段でいいの?と思いましたし、この少人数でしか味わえないのがもったいないと思いました。

しかし、携帯の本当に小さい音を聴き逃さず(私、気づかなかった)、終わってから「最後の方で携帯鳴りましたよね、後味悪い終わり方でした」とニッコリ笑いながらつっこむの怖っwww
毒あって素敵でした。
また、次の回の開場時間が迫っていたため、「速やかにとっととお帰り下さい」とにっこり追い出しなのも笑えた(笑)。
「(今日は時間がないので)またどこかで林を見つけたらつかまえてここが良くなかったとか感想お聞かせくださいね」という林さん。
そんな怖いことできんわーw

じゅにわん濃いなあと思った2日間でした(笑)。