おかえりやす、京都(エセ京都弁)。
そんなわけで退団後初めての地元ライブに行ってまいりました。
場所は烏丸駅からすぐのライブハウスMUSE。
ライブハウスにあまり行くことない私でも名前は知っている老舗のライブハウスです。
奥まったところにあるので迷うかもということでしたがお約束通り迷った(笑)。
完全に通り過ぎていた。
このライブの正式なタイトルは「一和洋輔&花岡久子 Musical Live」。
花岡さんとそしてピアノの石川容子さんとは以前東京と札幌、そして前日の名古屋でライブをされている仲。
京都ではいっちーの高校の軽音楽部の後輩というギタリスト磯部さん(ゆりぞーさん)と、磯部さんのバンド仲間であるドラマーゆっちゃんがゲストとして参加されていました。
客層はミュージカルファンらしき方、もちろんいっちーや花岡さんのファン、バンドマンっぽい人たちはゆりぞーさんやゆっちゃん目当て?
謎の年配の方たちは地元の人達?
あとはおそらく地元の友達っぽい人。
とにかくバラエティに富んでいて謎だった(笑)。
2部構成で、1部がレギュラーメンバー3人でディズニーミュージカルというか四季ミュージカル中心のナンバー、2部でゲストが入って少しテイスト変わったナンバーが入った構成でした。
MCに関しては1部は花岡さんがリードしてくれたからそれほどグダグダではなかったけれど、2部はいっちーが1人仕切らないといけないところが多く(多分いっちーが地元だからと花岡さんが譲ってくれたんだろう)超グダグダだった(笑)。
また、ゆりぞーさんがあまりしゃべらない方なのに彼女に話をふろうとするからグダグダ。
それでも前回のみりあちゃんとのライブがグダ度10としたら、3くらいかな。
ちゃんと進行できていたもの(ハードルひくっw)。
とりあえず私はどうしても甘くなってしまうが、ファンじゃない人を取り込むためにはもう少しトークスキル磨きましょうよと思いました(笑)。
でも、今回はたくさん歌声が聴けて満足なので私の中ではちゃらになっているんですけどね(やっぱり甘い)。
【1部】
○SOMメドレー
○A Whole New World(アラジン)
○自慢の息子(アラジン)
○Home(美女と野獣)
○僕の願い(ノートルダムの鐘)
○Think of Me(オペラ座の怪人)
○人生を踊り明かせ(ウィキッド)
○魔法使いと私(ウィキッド)
順番は記憶で書いているので非常に怪しいです(笑)。
最初がSOMで最後がウィキッドなのはあっていると思うけれど。
SOMメドレーは
「サウンドオブミュージック」(花岡さん)
「もうすぐ17才」(いっちー)
「私のお気に入り」(花岡さん)
「エーデルワイス」(いっちー)
「すべての山へ登れ」(花岡さん)
最後に2人で「ドレミの歌」というメドレーでした。
「もうすぐ17才」ではきゅんきゅんしますね、ロルフ♡となりますね、はい。
「エーデルワイス」はトラップ大佐風に頑張って低音響かせようとしていたのが頑張りすぎてご愛嬌(笑)。
「ドレミの歌」はカテコで上手に座った時にずきゅんずきゅんされたのを思い出してロルフ♡となりましたね、はい(テンション迷子)。
「A Whole New World」はあかりちゃんとのデュエットで聴いたことはありましたが今回はセリフ入りバージョンでした。
「僕を信じて」にはきゅんきゅんしますね。
うん、信じるー(きっとこの人騙されやすい)。
「自慢の息子」はイチラスで聴きましたが、その時よりも更に深みが増していて非常に良かったです。
歌い終わった後、「上手だったわねー」と花岡さん完全にお母さんになっていましたけれど(笑)。
本当に「自慢の息子」とお母さんのような関係らしいです。
いっちーはさりげなく荷物持ってくれたりレディファーストで素敵なんですよと褒めてくれるし。
それでも「もう30才になってしまった」連発していると、何度も怒られていたけれど(笑)。
花岡さんは私が四季を観る前に退団されていたのではじめましてでした。
本当にチャーミングで素敵な方。
「Home」も綺麗なソプラノで素敵でしたが、持ち役であるクリスティーヌはやはりさすがでした。
年季が違う。
カデッツァでは鳥肌立ちました。
キャスティングされた時には既にクリスよりお姉さんだったけれども、年を重ねるごとにまた違ったクリスティーヌをお見せできると思う、ずっと歌い続けていきたい曲ですとお話されていました。
確かにまた聴きたいと思った。
そしてリアルで舞台に立っていた頃のクリスティーヌも観てみたかったなあ。
クリスティーヌについて他にも色々裏話。
昔はトゥシューズが履けないとクリスティーヌをやらせてもらえなかったというのは初めて知りました。
歌をずっとやってきていてバレエは劇団入る前にはやったことがないので血豆作りながら必死で練習した、今でもそのトゥシューズは家にあるとのことです。
「今の方は皆さん履いてないですよねー」と花岡さん。
「そうなんですか?」といういっちーに「見たことないですよー」と答えてました。
最近では花代ちゃんくらいですかね?
そういえば、全く予備知識ない友達をオペラ座に連れて行った時に一瞬でどの人がクリスティーヌかわかったと言われたことを思い出しました。
理由は「靴が違う」でした。
また、日生劇場で公演をした時にたまたまサラ・ブライトマンが来日していて「四季のオペラ座を観たい」となり、「その時のクリスティーヌは私だったんですよ」とドヤ顔だったのが可愛い(笑)。
サラ・ブライトマンが観たことのある日本のクリスティーヌは私だけ、とドヤ顔だったw
「ノートルダムの鐘」については四季でやるそうですね、とちらりと。
舞台版は映画版とは違って大人な感じだそうで楽しみですねーとも。
「そのうち京都劇場であったらいいですね」ともおっしゃっていましたが、「アラジン」どころか「リトルマーメイド」でさえまだ関西に来ていませんが(笑)。
「僕の願い」は以前聴いた時より良かったです。
曲紹介する時に「僕の願いを」と連呼していたのが気になったのですが・・・。
「僕の願いを」でもあっているのかな、「星に願いを」みたいだなと思ってた(笑)。
最後がウィキッド。
ソンダンようこそで緑の扉にどうしても当たらなくて聴き逃したフィエロがここでやっと聴けたのが嬉しかったです。
アラジンもフィエロもカジモドもやったらええねん(無茶言う)
しかし、なんとなく動きが挙動不審で可愛かった、北澤フィエロっぽかった(笑)。
2部までの休憩が「15分くらい」というてきとーさ(笑)。
皆さんが席に着いた頃に始めますってw
ニアタマで激しいのやりますから上にいて音が聞こえたら(上の階がお手洗い)戻ってきてくださいねというのがおかしかったです。
【2部】
○勝利めざして(アイーダ)
○スパイシードーナッツ(磯部さんギターソロ)
○See Her Smile(tick,tick…BOOM!)
○Johnny Can't Decide(tick,tick…BOOM!)
○私だけに(エリザベート)
○とびら開けて(アナと雪の女王)
○モーメント(磯部さんギターソロ)
○ハナミズキ
○Something More(ルドルフ・ザ・ラスト・キス)
アンコール
One(V6)
これもまた順番はあいまいです(笑)。
最初と最後はあっていると思うのですが・・・。
というわけでニアタマは「勝利めざして」でありました。
ここからゲストの2人も参加。
そして、花岡アムネリスから一和ラダメスにバトンタッチ。
かっこいいーーーー!!!!!!
はい、贔屓目満載です(笑)。
いや、ほんまにかっこいいんやって!
最後にへヴィメタル系のシャウトでアレンジ入っていてまたかっこ良かったです。
そして、チクブンから2曲聴けたのは嬉しかったです。
Twitterに予告として「Johnny Can't Decide」のリハ動画をあげていましたが、「See Her Smile」も好きなので嬉しい♪
ロックやると言いながらバラードばかりでしたけどねと笑ってましたが(笑)。
他の曲は1人で歌うのが大変だからとのことでした。
「Johnny~」も本当は3人で歌っている曲。「3役演じ分けるつもりで歌います。
多分同じに見えると思うけど」とのことでした。
同じに見えました(笑)。
この演目に出会えて本当に良かったというのを熱く語っていたのが印象的。
他のトークではグダグダでもここではしっかり語っていた(笑)。
その頃花岡さんも再登場。
「容子さんと私はいっちーのおっかけなんですよー」ということで必ず舞台を観に行っているそうです。
チクブンだけは2人一緒の日が取れなくて別々に観に行ったそう。
「本当にずっと出ずっぱりですごかった」という話から「1時間50分の内1時間49分舞台にいましたから」とのこと。
神田さんは「1時間49分30秒」と言ってたけど(笑)。
「舞台にいない時あった?」「着替えをしたりして一瞬引っ込んだ時がありましたよ」。
確かにジャケット脱いだり着たりしていたような。
だからお水飲む暇もなく喉からからで最終公演はかなり喉ヤバかったということでした。
30才をちょうど迎えたこの時期に出会えた作品というので忘れられないものになったといういっちー。
「花岡さんは30才の時どうでした?」と花岡さんにふったけれどまた「私はいいのよ」と怒られていた(笑)。 花岡さんはあんまり覚えていないとのこと、「でも結婚はしていましたよ」と。
周りでは結婚したり子供も出来たりと焦るといういっちー。
そこから結婚話になっていて、一度はしたい、いや、一度だけでいいですと(笑)。
で、MCグダグダなのは特に磯部さんがシャイなのかあまりしゃべらない方でマイク向けても段々後ずさりするくらいだったのでしたが、ギターはかっこいい。
ギターだと雄弁なんだなと感じました。
2曲目の「モーメント」の方が私は好きだな。
「私だけに」は圧巻でした。
それしか言いようがない。
もう本当に耳福。
拍手がなかなか鳴りやまないくらいでした。
花岡さんとゲストお2人のセッションはこの曲だけということでしたが、バンド形態での「私だけに」、新鮮でした。
「とびら開けて」は綺麗なハーモニーで可愛らしかったです。
とびらあけてえええーーええの高音になるところ大好き♪
「何が好き?」では京都らしく「阿闍梨餅」。
最後のプロポーズでは「ごめんなさい」と断られていた(笑)。
阿闍梨餅から京都の好きな食べ物の話に。
やはりマールブランシュ推しないちわさん。
「茶の菓」はホンマに美味しいもんね、私はモンブランも好きだー。
牟尼庵のトリュフが好きだというのはTwitterでも書いていたかな。
そしてきっとアナ雪はミュージカル化されて日本でもやるよーという話になり、いっちーはその時はオラフを演りたいそうです。
なぜそこなのか(笑)?
オラフについて熱く語る一和さん、アナのために自分が溶けてもいいというシーンを実演する一和さん。
なぜそこなのか(リプライズ)。
まあ、LMでウミヘビちゃんを演った人ですからね。
ちなみにLKはシンバよりティモンを演りたいそうです。
なぜそこな・・(以下略)。
確かにイチラスでティモン演った時もこの前のライブでちょこっと演った時も生き生きしていたなあ。
ミュージカルライブといいながら今回唯一のJ-POPですという曲紹介があった、花岡さんが歌う「ハナミズキ」。
じわじわ伝わってくるものがあり、その理由は曲後の話でわかりました。
昨年お亡くなりになったお母様との思い出の曲だそうです。
前日の名古屋でこの曲を歌い、本当は京都では違う曲を用意していたそうですがやはりこの曲が歌いたいということで急遽変更。
素敵な歌でした。
ラストは「Something More」。
この曲本当に好きだなあ。
美しいハーモニーとのびやかな歌声が素敵でした。
いっちーは花岡さんの方に向かって歌っているのに対して、花岡さんは正面を見て歌っているのが印象的。
主人公2人のその後を予感させるような演出でしたね。
その辺り役者だなと思った。
アンコールは1秒で出てきた(笑)。
アンコール曲は「One」。コーラスラインではなくて、V6が韓国のユニット「S.E.S」のShooさんとコラボした曲という意外な選曲。
花岡さんがこの曲が好きで誰かとデュエットしたいとずっと思っていたというからですが、めちゃマニアック(笑)。
アンコール曲は全員登場でした。
19時開演、少し押して終わったのが21時半頃。
本当に楽しかった。
何よりもたくさんいっちーの歌声が聴けたこと、そしてパートナーの大先輩(といったらまた怒られる)花岡さんのうまさ(歌だけではなく)により、満足感非常に高いライブでした。
いっちーに関しては他のライブでも披露している曲が多かったけど、また聴けて良かったというのばかりで満足。
ライブハウスだから音の響きも良いので聴きごたえありました。
終わってからもまたちょっとグダグダなのもご愛嬌(笑)。
また関西であったらいいなあ、ご本人も関西でもライブもだけど舞台に出られるようになりたいとおっしゃっていましたし。
そうだよ、東京でしかないから私の方から行かないといけないんだよ(笑)。
とにかく幸せな2時間半でした。