昨年に続いてクリスマスオンアイス行ってきました♪

昨年は新横浜だけでしたが、今回は大阪公演もあり。
というわけで張り切って全公演取ったよ(今回新横は行ってません)。
こんなにアイスショー詰め詰めなのも久しぶりだよ(というか4公演連続は初めてかもしれん)。

いちばんの理由は

タカハシダイスケが今度いつ観られるかわからんから!

だわ。

また、久しぶりに地元で大ちゃんを観られるということでちょっと入れすぎたかなと思いながらも行ってきましたが、行ってよかった!

わが人生後悔なし!

場所はスケートファンお馴染み「なみはやドーム」・・・ではなかった名前変わって「東和薬品RACTABドーム」。
東和薬品が命名権を今年取得したみたいですね。
始まる前にモニターで大ちゃんが「ラクタブ」について紹介するというVTRが流れていたのですが、大ちゃんがパチパチ拍手するたびにみんな拍手したり、「こんにちは」と挨拶すればまた反応したりと、
みんなの反応可愛すぎる(笑)。

物販はメインがプログラム¥2,000とD1SK新作バナータオル¥2,600。
しかし、このバナータオル早々に初回で売り切れた(2回目までは残っていたのかな、私が入場した時はもうなかった)ということでもっと用意しとけよーと言いたくなる。
新作の色はブルーとホワイトでした。買えて良かった(ちゃっかり買っている)。

あと、映画「パディントン」がスポンサー(というかこの映画作ったのが木下グループでしたっけ)なので、パディントンと写真が撮れるコーナーあり。
手持ちのカメラでスタッフさんが撮影してくれるということで2ショット撮ってきましたよ。
可愛かったー、中の人なんていない(笑)。

ではやっと本編の感想に入る。
昨年のXOIも本当に温かくて素敵なショーだったのですが、今回のXOIは温かい雰囲気に加えてまた非常にとても大人なショーでもしかしたら今まで観たアイスショーでいちばん好みかもしれない。
客席は飲食禁止ですが、ホットワインをちびちび飲みながらゆったり観ていたい、そんなショーでした。
みんな極上のスケーティングと大人の表現力で魅せてくれて、私が観たいフィギュアスケートはこれだ!と思わせてくれる部分がたっぷり詰まっているショーでもありました。
昨年よりもおそらく準備期間もとれただろうから(昨年は急遽感があった)、構成がより練られてクリスマスらしくなっています。

オープニングは「もろびとこぞりて」をクリス・ハートさんと今回初出演のグローリー・ゴスペル・シンガーズが歌い、大ちゃんがまず登場してから全員登場。
ぐぃーーんという大ちゃんの独特の滑りにもう私はここで泣きそうになった(早いよ)。
聖なる夜の始まりというオープニングが素敵でした。

【第一部】

○岩野 桃亜

トップバッターは今年の全日本ノービス3位だったという彼女。
ノービススケーターの場合、「小さい子が頑張って滑っています」というほのぼのした気持ちで観るのが常ですが(FOIの場合はそう)、そんな風に観るのが失礼なくらいすごかった。
とにかくダンサンブル、踊りまくり滑りまくり。

「1・2・3・Come on!」では客をも煽る。
堂々としたショースケーターでした。
名前は噂では聞いたことありましたが、今回しっかり名前覚えましたよ。

○Elladj Balde

みんな大好きバルデさん(笑)。
ナンバーはマイケルジャクソンメドレーでしたが、エンタメ性高くて最後まで飽きさせないのがすごい。
「They don't care about us」でスタンド席がブロックごとに交互に光る照明がかっこよかった。
今回かなり照明が凝っていて素敵でした。
もちろんバックフリップは必須。

2日目は疲れていたのか1回だけだったけど、1日目は2連続でした。

○鈴木 明子

ここでクリスさんとのコラボ、ナンバーは辛島美登里さんの「サイレントイブ」です。
クリスマスソングで悲しい曲はこれだけだったかな。
情感豊かに滑っていました。

スピンでピンスポットな照明も綺麗だった。

○Brian Joubert

イントロが流れた時「RISEきたー」「きたー」的な反応で大盛り上がり。
みんな大好きやなあ、私も大好きです(笑)。

もうあの独特のジュベールステップ大好き。
回を重ねるたびに盛り上がっていたのでブライアンもノリノリでした。

○Tanith Belbin & Ben Agosto

クリスさんの歌う「ハレルヤ」にのせて。
しっとりとどこまでも美しく、そして多彩なリフトに酔いしれるプログラム。
アイスダンスって素敵だなあって思えるプロです。

○Denis Ten

「カザフスタンの英雄」と紹介されるデニス。
ナンバーは最初はテクノっぽいアレンジで、エミネム。
これがまた超クール!
こちらも回を重ねるごとにノリノリで非常にはまるプロ。
なかなか実験的な作品でしたがもっと観ていたいと思わせるものでした。

○Kaitlyn Weaver & Andrew Poje

「Kissing you」生で観られて幸せだったー。
なんといってもロミジュリの物語をきちんと表現されているのが素晴らしい。
とにかくドラマティックで本当に本当に素敵だった。
観ていて心が締め付けられそうになり泣けました。
ファイナルの後すぐ来てくれてありがとうありがとう。
で、個人的には今回の出演者の中でこのカップルがいちばん現役感強いなと思いました。
いや実際現役なんだけど、引退組とはやはり違う雰囲気だなと。

○Ilia Kulik

1部はクリスさんとのコラボ。日本語曲だったんですが曲名わからず(あとでわかったらこっそり補記する→追記「あなたへ」というクリスさんのオリジナル曲でした)。
とても壮大でスピード感ありリンクが狭く感じちゃう。
お馴染みバタフライまでの助走のスピードといったら本当魅せられます。
曲が終わる前に自分で拍手するのが可愛い(笑)。

○Qing Pang & Jian Tong

このプロは初めてではないけれど何度観ても良い、素敵っ♪
ユニゾンの美しさといい、ツイストやスロージャンプの高さといい。
なんといってもお互いを愛おしく思っているんだろうなというのがじわじわ伝わってくるところ。
観ていて幸せな気持ちに包まれます。

○髙橋 大輔

きたーーーーーー!!!

初回は当たり前ながらみんなが初見なのでどういうプログラムなのかまったくわからず。
「大ちゃんおかえりー」とかひゅーひゅー叫ぶ気まんまんな観客をいい意味で裏切ってくれたプログラムでした。
初見は本当にいったい私は何を観たのだろう?どこへ連れて行かれたのだろう?と呆然とするばかり。
あまりにも斬新すぎて、最初にバチェを観た時に通ずる衝撃でしたがまたバチェとも全然違う。
ただただ息もできず食い入るように観てしまうプログラムでした。
曲は女性ボーカル入りの「Lacrimosa」。モーツァルトのレクイエムです。

音源はわからずですが最初は多分アレンジ入っていますね。
そしてこのプログラムの感想としては本当に何を言っても言い足りないくらいなので。

とにかく生を観て!

に尽きる。

観る度に印象が変わるのもすごかった。
特に初回から2回目にかけては本当に同じプログラムかと思う程、凄味が増していて圧倒されました。
ジャンプは3Lzだけでしたが、ふわっとしたキレのいいジャンプでプログラムに溶け込んでいる。
コンテンポラリーダンスを観ているかのような動きと、もうずっと観ていたいと思える美麗な足捌き。
そんな確かな技術の裏付けがあるからこその表現力。
どう言葉にしようとしても陳腐になってしまう。
とにかくすごいものを観たという感想にしかならない。
世界を表現するというより、これがタカハシの世界なのだよ(もうだんだん何を言いたいのかわからなくなってきた)。
髙橋大輔にしか表現できない世界。

本当にどこまで進化するのかと思いましたね。
正直ブランクがあるから大丈夫かなと思った私を殴ってくれーー(笑)。

個人的には土曜日夜の演技がいちばんツボでした。
ぐいっと心わしづかみにされた。

○荒川 静香

そんなわけで呆然としてしまってしーちゃんの時の記憶があまり・・・(すみません)。
一部トリのしーちゃんはクリスさんとのコラボでMISIAの「everything」。
白い衣装にのびやかな滑りでただただ美しかったです。
途中天井がきらきら光るのも綺麗だった。

2部以降はまた次回(笑)。