ここ最近フィギュアスケートチケット運が全くなく外れっぱなしでした。
このXOIでもまずはFSN先行で外れ、テレ東先行でも外れ、イープラでも外れ、追加公演も外れ外れ。
もう行けないのかと諦めていた時に追加公演ファミポート限定発売。
同時に立見席はファミポート・ロッピーで発売というわけで12時前にファミポート占拠しましたね。
途中画面白くなった時はもうほんまに帰ろうかと思ったらなんとか動いて、追加公演は取れなかったのですが中日の立見席をなんとかGETできた時はファミマで泣きそうになりましたよ(迷惑)。

実はアイスショーの立見は初めてだったんですが、自分のペースで観られて前を邪魔するものがないから 見やすかったです。

2時間半くらいだから足腰もなんとかなる。

場所をキープできるかどうかだけが不安だったのですがなんとかキープできて良かった。
早めに来たので場所キープした後はスナックコーナーで暖を取りながら体力温存していました(笑)。
グッズコーナーでは少しだけど入場制限かかっていました。アイドルコンサートかい(笑)!
クリスマスバージョンの大輔バナータオルは初日で売り切れていたということなのでそれ以外はまあいいかとプログラムとWFS大輔特集号のみ購入。

後者は特集ページが数ページあるくらいと思っていたら全ページ大輔特集で驚いた。

出演者は
髙橋大輔・浅田真央・鈴木明子・織田信成
Ilia Kulik・Denis Ten・Brian Joubert・Kristoffer Berntosson
Qing Pang&Jian Tong
Keitlyn Weaver&Andrew Poje
(敬称略・プログラム掲載順)

イリヤやパントン、ウィバポジェはFOIでほとんどレギュラーメンバーでなじみ深い。
デニスもウィバポジェもシーズン中、しかもウィバポジェは数週間前にGPF出たばかりだとういうのに来日してくれてありがとう。
ベルルンはいつ以来だろう?NHK杯では何度か観ている筈なんだけど。
ブライアンは今年のFOI以来でした。

その他ノービス優勝の三宅星南くんと青木祐奈ちゃんが回替わりで出演。
(ノービスはシニアの全日本に出られないからね)
私の観た回は青木祐奈ちゃんでした。

そしてゲストシンガーとしてクリス・ハートさん。

クリスさんの歌声がそれぞれの滑りにあっていて素敵でした。

全体的な感想としてはおそらく準備期間が短かっただろうから正直ショーの構成は弱いです。
特に一部はそれぞれのプロをそのままだったので普通のEXのようでした。
二部はクリスマスナンバーに乗せて雰囲気もクリスマスらしかったのですが、
構成としては今回の売りである大ちゃん・真央ちゃんコラボをトリではなく二部最初に、最初にやった大ちゃんの「White Christmas」をトリにした方がショーとしては締まったんじゃないかと思います。

ただそんなことは関係ないと思えるくらい終わった後幸せな気持ちになれたのは、滑っているスケーターたちが本当に幸せそうで楽しそうだったから。
そして会場との一体感が本当に心地よくて素敵なショーでありました。

個々の感想は印象に残っているところだけ。

まずは一部。

○ブライアンがまたマトリックスっぽいプロだなあと思ったら本当にマトリックスだった(笑)。

○あっこちゃんの「月の光」はこれまた新境地だなと感じた。
息をのむ音すらためらわせるほど息のんで見入ってしまった。

○織田くんはいまだ技術が劣化してなくてさらにタンゴの表現力が増していて驚く。
最後はける時に真央ちゃんの「スマイル」振り真似だったのはご愛嬌。

○ベルルンのキャンドル使ったマジックのようなプロはマジックなんだかスケートなんだか(笑)。

○真央ちゃんが一部トリ。「The Ice」でも披露したゴスペルプロでした。
生では初見ですが、テレビで観た時より神秘的で大人っぽい。
一皮むけたなあという印象でした。

で、真央ちゃんの前が大ちゃんだったのですが。

かっこいーーーーーーーい!!!お約束

FOIで観てから4か月ぶりのキャラバンですが更に洗練されていてしかも観客煽りまくり。
キッレキレでした。

でもね、初めて観た時に思ったのですがこのプログラムはプロスケーターのプログラムだなと。
3か月後の引退宣言で驚いたけどそれほど驚かなかったのはこのプログラムを観ていたからかなと思いました。

二部はギャルソン風の衣装に身を包んだ大ちゃんの「White Christmas」から。
これが今回の中でいちばんつぼで素敵でした。キャラバンもかっこよかったけれど、こういった滑りだけで魅せられるというのが彼の真骨頂であり、私がいちばん好きなところであるんだと改めて思うのであります。
本当にずっとずーっと滑りを観ていたいなあって思いました。
また、製氷後に滑るからトレースが上から観ると特に美しいんですよね。

で、その直後のMCでがくっとなるんですけれどね(笑)。安定のカミカミ。
クリスさんと一緒にトークしているのですが、クリスさんの方が日本語上手だよ(爆)。
何を勘違いしたか「今日は平日なのにこんなにお集まりいただいて」と言ったばかりに「ええーーー(祝日だよ)」と総つっこみ(笑)。
「クリスマスは恋人と過ごすことが日本人は多いですね」という話になると客席から「大ちゃんとー」とつっこみ。
それをうけて「僕は皆さんの恋人ですから」。アイドルか!アイドルなのかwww
そしてそれを言ってから思い切り照れるのはやめましょう(笑)。
とにかく常にボケボケなのがかわゆかったのであります(甘い、甘すぎる)。

その後はクリスさんのクリスマスソングメドレーの後、次々とスケーター登場でこれもまたクリスマスソング(一部クリスマス曲ではなかったけれど)メドレー。
ちなみにクリスさんが歌っている間、入場口で織田くんがノリノリで踊っていて途中からデニス参加で二人手をつないでらんららんと踊っているのが可愛かったです。
夜公演では大ちゃんとケイトリンも参加していたみたい(笑)。

さて、この時点ではもうサプライズではなかったのですがなんといってもいちばん印象に残ったのがモロゾフ父娘プロ。
とにかくこの世の春とばかりに幸せそうに滑るニコライがいちばん印象的で良かったなあ良かったなあ。
大好きなダイスケに招ばれて愛する娘と滑ることができたんだからそりゃ幸せだろう(笑)。
アナベルちゃん可愛かったし、滑りが綺麗。

この回はちょっとリフトが危うかったところがあったのですが、ジャンプも跳んでいたりしたのがびっくり。

とてもほのぼのとした心温まるプログラムでした。

あとは、ウィバポジェがサウンドオブミュージックメドレーだったので反応。
そういえば意外にSOMで滑っているの観たことないなあ。

「私のお気に入り」「ひとりぼっちの羊飼い」最後が「ドレミ」だったかな。

「私のお気に入り」がアイスダンスならではで素敵だった。

ラストが前述通り大ちゃん真央ちゃんによる、クリスさんの歌う「クリスマスイブ」でのコラボ。
ニュースで流れていたなんちゃってリフトやお姫様だっこも可愛かったがシンクロするステップが圧巻でした。
これはこの二人だからこそできるステップであり、スピン。
そしてもうすでに20才をとっくに過ぎているというのにあの初々しさはなんなんだろう。
なんなの、あの可愛さ。見ていて気恥ずかしくなる(笑)。

フィナーレはリンク中央のツリーを囲んでスケーターたちが持っているキャンドルの火が順番に光るという演出で雪も降り幻想的でクリスさんの温かい歌声とあいまって素敵でした。

来年このメンバーでできるかどうかはわかりませんが、また来年もあったらいいなあ。
来ることができて本当に良かった。
そしてそろそろ大ちゃん冠ショーがあってもいいのにと思うのでありました。