東京では日替わりゲストが豪華でしたが、大阪ではゲストなしでした。
いいもん、いいもんそんな扱い慣れているもん(拗ね拗ねモード)。
でも、濱田さんの歌声が聴きたかったので行ったのさ。
ではセットリスト順にさっくりと。
○罪な遊戯(鹿賀&濱田)
○時が来た(鹿賀)
○あんな人が(濱田)
○対決(鹿賀)
最初は「ジキルとハイド」から。
「時が来た」や「対決」は石丸さんの印象がものすごく強かったのですが、さすがずっと演じていらっしゃっただけにまた違った味わいがあって良かったです。
このメドレーについて最初からこれだと死にそうだと思ったが鹿賀さんがOK
出したと聞いたので頑張らなきゃと思ったという濱田さんに
「(OK出したことについて)何も考えてなった」と飄々と答える
鹿賀さんがおかしかった(笑)。
トークはまさかあの濱田さんが仕切らないといけないのかというくらいでご本人曰く「ボケボケコンビ、お客様が脳内つっこみ」。
本当に危うくてどこにたどり着くのかと思ったトークでした。
でもボケてるようで基本的に元の軌道に戻しているのは鹿賀さんだったんだけど(笑)。
○死ぬのもそれほど悪くない(濱田)
ボニクラより。なんかちょっと懐かしかった。
「某劇団四季」(伏せてないw)を退団して初めての作品と紹介していました。
○マンマ・ミーア!(濱田)
ボニクラから間髪入れずこの流れはとまどう。
アレンジも振り付けも違っていてまた違ったマンマミーアでしたが、カテコバージョンなのでもうなんだか私の脳内にはオレンジの幻が見えて本気で泣きそうになった(苦笑)。
ドナは1度しか観てないんですがやはり濱田さんはドナのイメージではないなあと改めて思いました。
○青い鳥のように(鹿賀)
「エニシング・ゴーズ」より。この演目観ている筈なのに記憶にない(おい)。
でも飄々としていて可愛らしい曲。
どちらかというと後ろでしなやかに踊っている大野幸人くん観てた(笑)。
○もしも叶うなら(濱田)
「カルメン」は未見なのですが、この曲はCDで何度も聴いているので生で聴けたのが嬉しかった♪
ここまでが「強い女とおとぼけ男」のコーナーだったらしい。
そして1幕最後は
○君の歌をもう一度(鹿賀)
○愛は死なず(濱田)
LNDからでした。ただ、頻繁にLNDの話をされていたのですが、大阪で公演がなかったことに濱田さん気づかれたのか、「ご覧になったことある方いらっしゃいますか?」と客席に質問。
前列はほぼ挙手、後列はあまりいなかったかな、全体的に半分くらいの挙手だったような気がします。
そしてこの2曲は聴き応えありました。
鹿賀さんは朗々と歌い上げていて、本当に本当に本当に本公演の時は絶不調だったんだなあと思った(苦笑)。
これを本公演の時に聴きたかったよー。
濱田さんはさすがに聴かせます。
やっぱり得意な音域ではないんだろうなと思うも、1幕トリにふさわしい歌でした。
ここまでが1幕。
○今宵安らかに(鹿賀&濱田)
○私はジーザスがわからない(濱田)
○ゲッセマネの園(鹿賀)
2幕はJCSから。
この中ではゲッセマネが圧巻。
もちろん歌が壮絶にうまいというわけではない(失礼)なのですが、それよりも表現力が素晴らしい。ジーザスの心境が伝わってくる歌でした。
で、「私はジーザスがわからない」(四季版では「私はイエスがわからない」と表記されているが)という曲は難しい曲だなと改めて思いました。
ただテクニック的に巧いだけではダメなんだと。
うーん、つまりはぶっちゃけ濱田さんのマリアは「これじゃない」感があったというわけで。
実際に演じていたらまた違っていたのかもしれないけれど。
ここからはセットリストにはゲスト曲とありますが、前述通りゲスト曲がないので
○Let It Go~ありのままで~(濱田)
もうみんなご存知「アナと雪の女王」から。
この曲で昨日の仕分けで歌ってくれたらよかったのに(笑)。
こういった曲だと濱田さんの良さが生かせる。
とても素敵な歌声でした。
○魔法使いと私(濱田)
日替わり曲はウィキッドから。
そこにエルフィーがいた!!
実は濱田エルフィーも1度しか観たことないんですが、ぐっとくるものがありました。
この曲はひときわ拍手が大きかったような気がします。
○All That Jazz(濱田)
ゲストがいないからもう1曲追加してくれたのかな。
「シカゴ」からです。ここではバックのダンスも効果的にかっこいい仕上がりとなっています。
個人的には全体的にバックのダンスがちょっと多すぎかと感じましたが(マンマとかはありですが、他の曲では歌に集中したいと思った時が多々あった)、 この曲では良かった。
○砂に刻む歌(鹿賀)
ラ・カージュ・オ・フォールより。こちらの作品も未見。
で、すんません、どんな曲だったか覚えてない(懺悔)!
○彼を帰して(鹿賀)
○オン・マイ・オウン(濱田)
○スターズ(鹿賀)
最後はレミゼで。衝撃だったのは濱田さんのリトルコゼットがまさか聴けるとは!でした(笑)。
いや、可愛かったんですよ、すごく。
本編では絶対聞けないので貴重でした(笑)。
「オン・マイ・オウン」はまるで持ち歌のようで素晴らしかった。
聴かせます。「夢やぶれて」よりもはまっていたように思いました。
そして「スターズ」がまた素晴らしかった。
これも「ゲッセマネ」同様演技力で聴かせます。
アンコールは
○ベルジュラックの夏(鹿賀&濱田)
「シラノ」から。最後は実際に共演された曲でデュエット。
全体的な感想としては、ここはジキハイ、ここはJCSなど区切ってその間間にトークをいれるということによって流れを変えるという構成は面白かったです。
ボニクラ~マンマの流れが違和感あったくらいで。
濱田さんに関していうと、大阪ではドナもエルフィーもやっていなくて(私は一応観ているけど)アイーダが断然いちばん馴染みがあるため、アイーダナンバーも本編に入れてほしかったなあと思うのは贅沢かな。 昨日の日替わりナンバーはアイーダからだったようですが。
久しぶりに濱田さんの歌声が聴けて嬉しかったです。