ソワレ公演と言っても15時開演なんだけど(笑)。

というわけで始まるまで時間があったので
ゆっくりランチしてから伊勢丹でやっていた
エリザベート展を観に行ってました。
エリザベートが生まれてから亡くなるまで順にたどる展示だったので、
ミュージカルのナンバーが脳内で流れる流れる(笑)。
ミュージカルで描かれていない部分も補完できたため、
これを踏まえて観たらまた違った見方ができて面白かったかもと
思いましたがもうチケットない・・・。
172cmに45~50Kg、50cmのウエストというスタイルを
キープしていたのがすごい。
卵とオレンジしか食べていなかったということは
ルキーニに暗殺されてなくても栄養失調で死んじゃうんじゃないかと
思うくらい(笑)。
吊り輪で毎日トレーニングしていたというのもすごかったです。
今回の目玉である星の髪飾りは意外に小さかったですが、
さすがにキラキラ度が半端じゃない。

で、すっかりエリザベートの世界に入ってしまったので何しに来たのか
忘れかけていた(笑)。

そして京都劇場の入り口で
大阪四季劇場の制服(又の名をゾーザー軍団もどき制服)を着た
スタッフさんに迎えられ、わかってはいたけど軽くショック。
入ってからも10年の軌跡が記載されていたパネルは外されて、
なんだか閑散とした雰囲気で寂しい・・・。
もうここに来るのは最後かもしれないと改めて思い知らされました。

桃次郎の感想に入るまでが長い(笑)。
マジョリン以来2度目のファミミュですが、
子供達の反応がいちいち可愛くて楽しい。
紙芝居屋さんに「はーい」とお返事したり、
桃次郎が「(桃太郎の話は退屈だと)君たちも思うだろう?」と
言うと「うん」と答えてしまったり(笑)。
ストーリーはテレビ放送版を以前観ていたので(桃次郎が飯村くん、
桃三郎が藤原大ちゃんだった)知っていましたが
改めて観てもシュール。
本当は人間の方が悪くて鬼の方が心優しいという設定は面白いと
思うけれどラストに救いがない。すももが死んでしまってから
みんな仲良くなろうと言われてもね。
「すーもももももももものうち~♪」でごまかされているような気がする(笑)。
何よりもやはりこの話に欠けているのは主人公が成長しないということ。
だからストーリーは納得できなかったんですけれど、
歌やダンスは楽しいですし、コミカルなところは楽しかったです。

桃次郎の笹岡くんは初見。素朴な感じが可愛らしいですね。
ダンスは綺麗だし、歌も演技(開口は気になるが)も
まあ悪くはないと思うのですが、
それ以上のものがもっとあったらいいのになと思いました。

スモモの長野さんも初見。とにかく可愛い。
歌声も綺麗(もうちょっと声量があったら尚いい)で
可愛らしいし、本当に素直でいい子なところがよく出ていて
可愛かったです。リーズル観てみたいな。

石毛桃三郎可愛いです。生意気なところがすごく可愛い。
お兄ちゃんをののしるところとか、犬猿キジをやりこめるところとか
めちゃめちゃ可愛い。ロルフよりはまっていました。
最後のシーンではロルフがリーズル本当に撃っちゃったと思ってしまったが。
お見送りでもずっとにこにこしながらしゃがみこんで
子供たちにバイバイしているのも可愛かったです。

アンズの生形さんもお姉ちゃん帰りたくないよーというのが
めっちゃ可愛かったし、
サクランボの安宅さんは本編では本当に憎たらしいのですが
お見送りではにこにこしてたのが可愛かった。
吉谷おじいさんと丹おばあさんの強欲ぶりもおかしかったですね。

犬猿キジトリオもツメが甘くて可愛い(笑)。
百々さんの犬がいちいち「ゴザル」で締めるのも可愛いし、
それにいちいち反応する遊佐さんの猿も可愛い。
キジの団さんを観るのはアニタ以来でしたが、
コミカルでドロンジョ様のようなキャラクターがはまっていて
可愛かったです。

キャラクター自体はみんな可愛いんですけどね。

終わって劇場を離れる時がいちばん寂しかった・・