結局京都マンマは13回通いました。自分的にはもっと行っているような気がする(笑)。
正直申し上げますとマンマは好きだけどいちばんではないんですね。
何故通ったかというとおわかりかと思いますがいっちーとかいっちーとかペッパーとかペッパーとか(笑)。
全くの初見の時は原曲のイメージが強すぎてものすごく違和感があったことを覚えています。
特にダンシング・クィーンは。あとはミュージカルのために書き下ろしたわけではないので、つなぎが無理矢理だなと感じました。
ただ、何度も観ていると馴染んできて単純に楽しい!と思えるようになりました。
観終わって幸せな気持ちになれる、明日も頑張ろう!と前向きに思えるミュージカルは貴重だと思います。
それぞれの回の印象を箇条書きで
10月29日(土) M
あまりの盛り上がらなさとセットのしょぼさに大丈夫か?と思った。
ソワレのユタが良かった(マンマの感想ではない)。
11月26日(土) M
1ヶ月ぶりのマンマでほのかさん初見。
ほのかさんが可愛すぎた。
12月11日(日)
友達を誘って観に行った。あまりにも後方だったので誰も立たず寂しい。
立ったら友達が軽くひいていた(笑)。
12月23日(金)
クリスマスカテコ。ボンボンボボンボン。
その後全日本という我ながらすごいはしご。
大輔の4-3が見られて夢のようだった
(だからそれはマンマの感想ではない)。
12月28日(水)
仕事納めの後直行。マネマネマネからしか観られなかった。
1月7日(土) M
10周年記念カテコ。目の前がいっちーだった、
1月28日(土) S
ダイナモス!八重沢さんのおっさん声がいちばんおかしかった。
2月8日(水)
オフステが余りにも濃すぎて濃すぎて。
2月19日(日)
この回だけ7枠の南くんが抜けていて色々段取りが変わったみたいで
大変そうだった。ハンドコくんがタンクトップをいっちーに投げつけて、
本気でいっちーがぽかんとしてた。
3月10日(土) M
ここから(私の)ラストスパート。
京都では初めてのセンターブロック前方席。
初めて全体を見渡せた。
3月18日(日)
麻美ちゃんが久しぶりに戻ってきてまた雰囲気が変わった。
3月25日(日)
この回がとにかく終始笑いっぱなしでいちばん楽しかった。
本当にこんなに笑ったの初めてというくらいおかしかった。
4月7日(土) M
My楽。ずっと泣きそうになってた。ヴレヴにずきゅーん。
改めて書くと毎月行ってたんだなあ(笑)。
キャスト別の感想(登場順)
○ドナ
麻美ちゃん 3回 ほのかさん 10回
殿堂入りは知寿さんなんですけどね(京都の感想とちゃう)。
ドナは割とどんなタイプでもいける、ストライクゾーンが広いような気がします。
だからタイプの違う麻美ちゃんもほのかさんも好き。
キャラとしては麻美ちゃんの方がドナのイメージなんだけど、
ほのかドナは本当に可愛くて、ギリギリのところで可愛いぶりっこ(笑)。
今まで観たドナの中でいちばん柔らかい雰囲気。
あまり苦労を苦労とは感じず、周りがなんだかんだいって守ってくれていたような感じでとにかくキュートなドナ。
声量が物足りない部分はありましたが、顔に似合わないハスキーな歌声は好きでした。
「他にもいたから!」と両手で口をおさえるところなんて可愛くて可愛くてほのかさんだから許される(笑)。
麻美ちゃんは正統派ドナ路線。楽あたりは歌が少しお疲れのような気はしましたが、スコンと抜ける歌声は気持ちいい。
しかも男前でかっこいい!ロックの申し子!
ペッパーへの蹴りがいつも全力でほんまにいっちー痛そうだった(笑)。
母性はほのかさんの方が感じましたが、スリッピングの「綺麗よ」と言うところは万感込められていていつもじーんときました。
東京で観た時よりもいい意味で力が抜けてドナの年齢に近づいたように思います。
でもやはり10年くらい後に観たかったな。
○ソフィ
谷口さん 13回
京都完投でしたね。東京でも彼女でしか観ていないので本当に違うソフィが観たかった。
現在キャスティングされている中ではキャラやルックス的にいちばん合っているとは思います。
でもソフィってある意味ドナよりも主役なところがあるので(ソフィが話を動かしているので)、色んなタイプの人が観たかったなと思います。
大阪では観た回数が少ないのにそれでも色んなソフィが観られて、それぞれの個性があって面白かったので。
○ロージー
出雲さん 9回 弥生さん 4回
出雲さんは歌声も安定しているし、演技もしっかりしているし、悪くないと思っていました。
しかし、弥生さんに代わって弥生さんの凄さを再認識したというか。
とにかく間合いが絶妙なんですよね。本当に演技をしているのかどうなのかとわからなくなるくらいのナチュラルな演技でロージーそのもの。
笑いを取るところはほぼ全て取っていましたし、
ダイナモスの友情の表現も巧い。
麻美ちゃんとの年齢差はどうだろうかと思っていましたが意外にあまり感じませんでした。
どちらかというと濱田さんとの方が年齢差を感じました。
息が合っていたのかな。八重沢さんとも本当に昔からの仲のいい友達というのが感じられました。
○ターニャ
八重沢さん 13回
京都どころか東京も三都市公演も完投ですよね。
本当にターニャそのもの。少しお疲れな時もありましたが、基本的に安定していて相手役が変わっても演技を微妙にあわせることができる柔軟さを持っていられる方だなと感じました。
プロポーションも素晴らしい!あんなナイスバディが欲しい(笑)!
いっちーファンとしては色々かまっていただいてありがとうございますと。←誰やねん?
東京の最初を観ていないのでなんともいえないのですが、東京最後の時と比べても段々いっちーがターニャに対して大胆になってきたのを観ると馴染んできたのかなと感じました。
たまにターニャの方がたじろいでいるところもあったり(笑)。
「Does your mother know」ではあまりにも息が合ってて職人芸のように感じる時もありました。
だからか、他のターニャとの化学反応も観てみたかったなあとも思いました。
特に森ターニャが大好きだっただけに森さんとだったらどう絡むのか観たかったなあ。
麗子様とは全く想像つかないんだけど(笑)。
逆に八重沢さんと他のペッパーとの絡みもちょっと観てみたかったなあ。
○サム
荒川さん 12回 阿久津さん 1回
阿久津さん短かった(笑)。まさか週半ばで抜けるとは・・・。
そんなわけで京都では1回しか観られず。
東京で1回観ていましたがやはりへんてこりんなサムでした。
普通笑いを取らないところで笑いを取っていて、笑いを取るところで笑いが起きない(笑)。
「サム・カーマイケルです」という自己紹介だけで笑えるってなんなんだ?
歌は聞き応えありました。「SOS]は麻美ちゃんとで聞いてみたかった。しかし、阿久津さんの個性が際立っていて他がかすんでしまう。
何をやっても阿久津さんっていうのが許されるのも阿久津さんだからかもしれない。
このカンパニーでは期間が短かったからかもしれないですがちょっと浮いていたかな。
いや、私阿久津サム結構好きですけど、イレギュラーな感じで(笑)。
やはりサムのイメージとしては荒川さんがデフォなんですよね。
「そのしたり顔やめてくれる?」という台詞がぴったり合うのも荒川さんの方(笑)。
最後の方はずいぶんお疲れで歌がかなりきつくなってきたのが残念でした。
相性としてはほのかドナとの方が合っていたと思います。2人が並ぶと昔恋人同士だったんだろうなというのがしっくりくる。
あとはドナと最初に再会した時の「は~い」というアイドル声がいつもツボでした(笑)。
○ハリー
佐野さん 2回 明戸さん 6回 味方さん 5回
いちばんのびっくりキャストが佐野ハリー(笑)!
まさにびっくり仰天だなあ。
その前に観たのがファントムだったのでほのぼのおとぼけな可愛さにギャップが・・・。
細かい演技がまた可愛かったのでもっと観てみたかったな。
大阪含めていちばん観ているのが明戸さん。明戸さん単体だと
リアクションが可愛くて好きなんですけど、他の人と絡むとイマイチピンとこない。
麻美ちゃんとだととても昔恋人同士だったようには見えないし、ソフィとのほのぼのしたやりとりが可愛いはずの「Thank you for the music」もそうは見えず。これは谷口さんとの相性の問題かもしれないですが。
その意味でいちばんハリーのイメージにぴったりなのは味方さんでした。
やはり演技が自然で巧いのが大きかったですね。
ドナと別れてから21年の間、色んなことを経て最後にジャックとめぐり合ったというストーリーがいちばんイメージできました。
○ビル
脇坂さん 12回 野中さん 1回
東京で初めて脇坂ビルを観た時は衝撃でしたが、京都ではあの台詞回しが武骨な感じが出ていて、あれはあれで味に思えてきて慣れました(笑)。
でも、ダンスが凄いのを知っているだけに踊らないと物足りないな。
すっかり脇坂さんで慣れていたところへまさかの野中さん登場。
そしてやはり「ビルってこうよね?」と再認識しました。
弥生さんのロージーと同様、自然なんですよね。どこまでアドリブなんだろう?という気もしたが(笑)。
だから「私フリー」がおかしくておかしくて。
再び、野中ビルが観られたのが嬉しかったです。
○スカイ
涼太さん 3回 竹内くん 10回
私が最初に観たスカイが涼太さんなんですよね。
ちなみにその時のソフィは麻美ちゃんでした。
若く見えるけれどもさすがに谷口ソフィとだとかなり見た目厳しい(笑)。
そしてドナの方が実年齢下というのも・・・。
そんなわけで竹内スカイと谷口ソフィだと良くお似合いでいちゃいちゃぶりも可愛かったです。
演技も細かくて、ソフィが自分に黙って3人を招待していたということを知った時のシーンは葛藤が観ている方にもすごく伝わってきて巧いなと感じました。
「僕の天と地を変えてしまったんだぜ」という台詞も自然だったし
(なぜ涼太さんはあんな台詞回しだったんだろう・笑)。
歌はやはり涼太さんですけどね。
「僕なんだ~♪」の伸びがもう少し欲しいといつも思っていました。
しかし、役とのギャップが激しすぎ・・・(笑)。
○アリ・リサ
アリ:朴さん 6回 木内さん 7回
リサ:若奈さん 4回 木内さん 2回 細見さん 7回
朴・若奈ペアか木内・細見ペアという組み合わせでしたが、木内さんがリサに入った時も。
おそらくご本人の地に近いのはアリの方かなと思いますが、木内リサ好きです。天然っぽいのが可愛かった。
谷口ソフィとのバランスとしては木内・細見ペアの方が合っていましたが、
朴・若奈ペアもフレッシュで可愛かったです。
若奈さんソフィデビューあるかなと思ったけど結局なかったですね。
ちなみにリサはバキバキ踊る可絵ちゃんが好きすぎた(京都の感想ではない)。
○エディ
大塚さん 10回 丹下さん 3回
エディってそんなに見せ場があるわけではないので結構難しい役だなと思います。
だから大塚さんはやっぱりペッパーの方がはまっているのでエディだと印象が薄い。
いっちーよりも小さいのでちびっこ同士になっちゃうのもね(小さいんじゃない!大きくないだけ・笑)。
2人同じリアクションで双子ちゃんみたいなのが可愛かったですけどね。
丹下さんはエディなのにペッパー並みに濃かった(笑)。
最初に登場した時ターニャに接近していたところとかもろペッパーやん(笑)。海から戻ってきてドナと二人になった時のシーンとか
結婚式のシーンではドナに未練ありありなところがわかりやすい演技でした。
もっと細かく観てみたかったな。
ちなみに私のエディのイメージは川口さんです。
唯一京都で見逃したキャスト(大阪と東京では観ています)。
ただ、いっちーペッパーと並ぶと叔父さんと甥っ子になってしまう(笑)。
○ペッパー
いっちー 13回
地元京都で完投お疲れ様です。
観るたびに変態度がUPしていて素敵でした♪←褒めているのか?
段々慣れてくると遊びも増えていて観ていてとても楽しかったです。
カテコでは遊びすぎとも思ったが(笑)。
ターニャへのアピールが回を重ねるごとに激しくなり、ウィンクはするわ、ちゅー顔するわ、
お手手なでなでやらじとーっとした目つきが気持ち悪いやら、ターニャの胸タッチしてからエアもみもみやら
・・・素敵っ♪←リーズル風に。
観ていて思ったのは役に馴染むのに時間がかかるのかなということ。
ロルフでもそうだったんですけど、開幕当初より1ヵ月後の方がずっと役に入っていて良くなっていました。
ペッパーも開幕直後はまだロルフの色が抜けきっていなかったように感じました。
もちろん最初の時点でも充分及第点なレベルだとは思うんですが、観れば観るほど良くなる。
進化の過程が感じられるのはファンとしては嬉しいです。
しかし、やはりダンサーではないのでヴレヴではどうしても見劣りします。
本人比では随分体の使い方も滑らかになっていて良くはなっていますけどね。
「Does your mother know」では特にそうと感じないのはキャラ先行だからかなと。
歌枠にしては充分踊れている方だとは思いますけど、ダンサーさんと比べてしまうと仕方ないかな。
でも踊れる歌枠は武器になると思うのでガンバレ、いっちー!←もはやペッパーの感想ではない(笑)。
歌は「いーんじゃない?」「そうじゃない?」「いいんだよー」の何段活用?っていうくらいしかなかったわけで、当然物足りなかったです。
無駄にいい声でした。
あとは影コーラスや前列ならヴレヴなどの生コーラスなどで歌声を味わっていました。いっちーの声質が他と違うのとよく響く声なので聞き分けやすいというのもありました。
ペッパーは本当に可愛くてエロエロで大好きだったけど、もっと歌が聞きたいと切実に思った次第。
そして色んな色に染まれる人だと思うので、もっと色んな役を観てみたいなあ。
○アンサンブル
最初はアンサンブルまで観る余裕がなかったのですが、気がつくとハンドコくんがペッパーにやたらとちょっかいかけているとか、癒しの平田さんとか、山中さんと岡本さんが可愛すぎるとか。目が足りない!!!
本当にいつからハンドコくんはちゅー顔し始めたんだろう?
投げちゅーは1回しか観られんかった~。
タンクトップの投げっぷりもダンスもかっこよかった~。
実はペッパーも似合うんではないかとひそかに思っていました。
そして岡本さんのソフィ、山中さんのリサ観てみたかったなあ。
本当に最初はあまりの盛り上がらなさにいつまでもつんだろうと思ったくらいでしたが、ラストが近づくたびにヒートアップして本当にいい半年間でした。
イベントラッシュも大きかったように思います。
特に「踊ろうイベント」が始まってからやたらとみんなカテコのダンスが上達していた(笑)。
私も1度だけですがイベントに参加することができて非常に幸せな時間を過ごすことができました。
そしてこの半年間でフォロワーさんにも何人かお会いすることができました。
みんなクックラーモだったよ!!←だから私は誰やねん?
週末エーゲ海が待っていると思って日常を過ごしていた日々も終わってしまってとても寂しいです。でも再び会えることを願って!
I have a dream