昨日のホワイトデー | 肝っ玉かあちゃんのひとり言

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妄想の世界に逝っちゃってるヤツの戯言

昨日はホワイトデーって事で、長女は朝からそわそわしてました。


「お返しくれるかな?昨年あげた子はちゃんとお返し貰ったらしいねん。」とドキドキしてる恋する娘の横で、

義務っていうか、義理っていうか・・・・そんなお返し貰ったところで意味なくね?なんて思う汚れた母ちゃん。←


お返し配るんはきっと放課後のはずやから今日は急いで帰ってくるわ!!なんて言ってた娘でしたが、

どうやらその彼、風邪をひいてお休みやったらしいです。


ガッカする娘に「まぁ、明日があるさ!」と、なんとも軽い言葉をかけて、そのままその事を忘れてたんですが、

夕食を食べていた19時頃、家のチャイムが鳴りましてね。

誰やねんこんな時間に・・・・と出てみると、娘の愛しの彼が玄関に立ってました。


「M(娘)!!いよピー(彼のあだ名)来たで!!」

「え!?」

「ほら、口拭いて!!」

「か、髪の毛変じゃない!?」

「大丈夫!ほら、早く出な!」

「ちょ、ちょっと待って!!」


慌てふためく私と娘。

それをシラーっとした冷めた顔で見ている旦那。

おいおい。もっと盛り上がろうゼ!←


ドキドキしながら出て行った娘のあとを追い、私は玄関扉を薄く開けて娘と彼の会話を盗み聞き。


「お返し持って来た。」

「もう風邪いいん?」

「うん。もう元気。」

「そうなんや・・・・。」

「ちょっと待ってな。えっとどれやっけな・・・?(ごそごそ)」

「え?それ全部お返しなん?」

「うん。」

「めっちゃあるやん。」

「10個くらいかな。」

「・・・・・・そうなんや。すごいな。」


人気のある彼とは聞いてたけど、そんなにモテるんやー!!!

顔は可愛いいけど、ちょい太いんですよね。

でも運動神経はいいらしいし、ブンちゃんみたいってことか?←


けどこの時点で、彼にとって長女はアウトオブ眼中やなと私は思ったわけですよ。

だって本命の子の前で、山盛りのお返しを漁ったりせんでしょ?

えっとどれやったっけ?なんて、本命の子には言わんじゃろ?

ただの天然ならわかりませんがね。


ドンマイ娘!と心の中で娘の肩を叩き、最後まで見守ってやろうと聞き耳をたてていると、

お返しを受け取った娘が、「え?もしかしてコレ手作りなん?」って聞いたんですよ。

声は聞こえるけど、姿を見れない私は「へぇ、手作りお菓子でお返しか。お母さん大変やったやろな・・・。」って思ったんですね。

だけどそのあとに返ってきた返事が「おぅ。一生懸命心込めて作ってんぞっ!」って、ちょっと照れたようなぶっきらぼうな感じで言うんですわ!


きゃー!!なにそれ!

オバちゃんキュンッてしちゃったし!!ww


なのに長女ったら「そうなんや。ありがとう。」ってなんともあっさり。

あれ?今どきの若い子とオバちゃんじゃときめきポイントが違うのかしら?


別に娘だけが手作りやったわけじゃないし、深い意味はなかったようですが、

もし私がこんな事言われたら間違いなく期待しちゃうね。ww


もうリアルでときめくことなんてないと思ってたけど、娘の恋でまだまだときめけそうです♪