道中、メントスで励ましながら歩く

「ん、ん、ん」
私のバックを指差して訴える息子

メントスちょうだいって言っている

口に放り込んでやる前に、約束をさせる

「頑張って歩くぞ
と私が言うと

黙って、片手で エイエイオーをする息子

可愛い
親バカだけど、その仕草が無性に可愛い

メントスを口に放り込んでやる


ほんの数歩歩いただけで、またしゃがみ込む

約束したでしょうが

見知らぬおばあさんが、そんな息子を見かねて、優しく声をかけて下さった

「僕、どうしたの?学校へ行っておいで。僕、何年生?」

息子は言葉を話せないから、私が代わりに答える

おばあさんは、息子が言葉を話せると思って、しきりに話しかけて下さる

言葉はある程度理解出来ても、話せない息子

かといって
見ず知らずの人に、息子のことを詳しく話すのも気が引けるし

結局、息子が言葉を話せないことは伝えず、お礼だけ言って、また歩き始めた息子を連れて、学校へ向かった

無事になんとか小学校へ到着

今日も、母頑張った(ToT)

昇降口の下駄箱の前で、また突っ伏して大泣きする息子

しばらくして、特別支援級の担任の先生が、迎えに来て下さった。

先生がおんぶしてくれたら、急に泣き止む息子( ̄∀ ̄)

今日も、体育の授業で、運動会の練習があり、疲れて帰ってくることでしょう