今日は、えらく早起きだった息子

布団で寝ていると、すぐ横で、気配が

突然、息子に、背後からグイッと髪の毛を掴まれ、のけぞる

離しても、また手が伸びてくる

ついでに、足で蹴ってくる

枕や布団でバリケードを作って、息子と距離を置く

眠い、眠れない…

襲いかかってくる息子と、しばしの格闘

いつの間にか、うとうとしていたら

突然、ガバッと飛び起きる気配

時計を見ると、午前3時半

げ…

息子を見ると、急いでオムツを脱いでいる

わ、わ、わ、わ
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ

慌てて起き上がった私の目の前で、
弧を描いて飛んでいくウン〇入りのオムツ

ハンカチの上に、華麗に着地

おぉぉ

オムツを替えた後も、なかなか寝付かない息子

「まだ寝る時間だよ」
と声をかけても
「ん
と怒りのこもった一言が返ってくるだけ

バタバタ動き回る息子の足音を聞きながら、いつの間にか眠ってしまった

あれ?
静かだな
と思って、目が覚めたら
私の隣で、突っ伏して眠っていた

可愛くて愛しい

タオルケット一枚だけ掛けて眠っている息子に、毛布をかけてやる


朝…

ん?

今、何時

って

げっ

寝坊した

娘のお弁当を作る時間がなく、
「ごめん、お弁当間に合わなかった。学食食べてきて」
と言うと
強烈な一言で、毒づかれた

まぁ、私がいけないんですけど

急いで朝ごはんの用意をして
支度をして

息子、起きて来ませんが( ̄∀ ̄)

結局、今日も遅い時間に、ノコノコと登校…

道中、何度もしゃがみ込み、動かなくなる息子を、なだめすかしながら、一つめの横断歩道の手前までやってきた

タイミング良く青になった

ヨシ、渡ろ…

っと
急に、地面に突っ伏して激しく泣き出す息子

横断歩道を、渡れないまま、信号は虚しく赤に変わり…

なんとか息子の気持ちが落ち着いた所で、起き上がらせ、横断歩道の手前で、信号が青になるのを待つ

早く青になって
お願い
この子の気が変わらないうちに

横断歩道でしゃがみ込むことはなく、無事に通過

二つめの横断歩道も、難なくクリア
続く