最近、すっかりシンガポール旅行ブログとなってしまっているが、フィリピンで外食した時とシンガポールとの比較を今回は書く。
一般的に先進国で物価が高いと思われているシンガポールと、途上国で物価が安いと思われているフィリピン。
その2カ国の間で、外食の物価を比較すると、当然だが、値段は10倍程シンガポールが高いと思われてもおかしくない。
実際のところ、シンガポールの高級フレンチとフィリピンのスラム街の屋台の焼売を比較するならば、、、
フレンチ300SGD=32800円
焼売10PHP=26円
と1000倍くらいの差が生まれるわけだが、フィリピンのスラム街でも、お腹いっぱいの外食となると、最近では200円くらいはかかるだろう(食べたことがないので詳しくは知らないが、50〜100ペソくらいのイメージ)。
ストリートフードと高級フレンチを比較しても、全く意味がない上に、フィリピンでも高級フレンチ(あるか?)のようなハイソなレストランだと3万円くらいはするので、フィリピン国内でも貧富の差があり、食費に100倍の差が出る。
と、ここまでは貧富の差が激しい途上国あるあるだが、先進国の中でも物価が高いシンガポールは、実はB級グルメが安い。
ホーカーと呼ばれるローカル向けの屋台のようなフードコートに行くと、1000円以下で麺やら丼やら定食のようなものが食べられる。
日本は物価が安いので、1000円以下は当たり前という感覚と思うが、インフレした欧米なんかは、、、
ケバブ2000円とかそういう世界感だと噂に聞いている。
シンガポールもそれくらい物価が高いイメージがあるのだが、労働階級の移民が多いのとローカルの非金持ちが外食できるようにと、B級グルメは良心的な値段になっているようだ。
先進国で物価の高いイメージのシンガポールでも、500円〜5万円のような食費100倍の幅で、それぞれの懐具合にあった食事を楽しめる。
さて、今回はシンガポールの有名ホーカーのラオパサで麻辣香鍋を食べた。
これと似たような料理の麻辣燙と麻辣パンを、来星(シンガポールに来るの略語)前にマニラで食べたので、同じ料理で比較していく。
日曜午前11時半にラオパサ到着。
MBSから歩いて20〜30分の良い運動だ。
お目当ての日日紅麻辣香鍋で、注文しようとすると、まだ準備中なので5分待てと言われる。
20分程待った。
この麻辣系のお店は最近の流行りのようで、フィリピンでも徐々に増えている。
野菜や肉などを、ボウルに好きなだけ盛って、レジで重さを計量し、グラムあたり幾らで会計し、選んだ食材を料理してもらうというシステムだ。
このシステムが大変曲者で、あれもこれもと欲張ってボウルにどんどん入れていき、いざお会計ーという時に、「〜グラムなので、お会計いくらです」とビックリするような高額になる可能性があるのだ。
取ったものは戻せない。
ダイエッターは食べ過ぎに陥る可能性、大。
630G!
100Gあたり2.6SGDなので、合計16.38SGDなり~。
1700円程、まぁまぁ高い
ホーカーは大体7〜9SGD程度でお腹いっぱいのイメージあるので、やはり2人前は盛ったなと思う
調理後はこんな感じ。
めちゃくちゃ美味しい〜
2人前ということは全くなく、、、
ちょうどいい、、、
火鍋などの麻辣好きにはたまらないはず。
シンガポールは100Gで2.6SGD。
つまり1グラム=2.8円。
フィリピンはどうだろう。
麻辣香鍋はグラム1.36ペソ=3.58円
写真は、グラム1.1ペソ=2.9円の麻辣パン。
やはりシンガポールの方が安くて美味しい
ただ、フィリピンのこの店もかなり美味しいので、リピートしている。
マニラ首都圏に数店舗ある。
下のは、オーストラリアの麻辣燙屋がフィリピンに上陸。