前回、チキンドピアザをインド街で食べたという話を書いた。



このチキンドピアザを思い出したキッカケとなった麻布十番のきりん屋は、学生の頃に、スパイスカレーが好きだというフーディ(食通)なイケオジに教わった店だ。


イケオジは、当時BMW M3 CSLに乗っていて、セレクトショップの洋服で全身コーディネートをし、足元はスニーカーといういかにも脱サラしたインテリIT起業家という感じで、天ぷらよこ田や、刀削麺も好きだった。


刀削麺とスパイスカレーというと、ガチ中華と気取ったカレーというイメージで、


「私、エスニック料理が好きなのよおねがい


という帰国子女や丸の内OL、今だと海外在住なので、、、駐妻などの食の好みと一致してくることも多い。


イケオジに色々教えてもらい、それを我が物顔でひけらかし、若い女学生とデートをするということを繰り返した20代前半、、、


自然と私の食の好みも、エスニック料理(香辛料を効かせた中国からシルクロード抜けて中東の方までの料理)寄りになって来た。

まぁ今は海外に住んでいるので、和食が美味しくなく、スパイスで味が誤魔化されるこういう食事に逃げているというのもある。


さて、そんなことで今回はイケオジを思い出したことから、刀削麺を食べたくなり、シンガポールは中華系も多いので美味しい麺屋があるだろうと検索を。



Formosa Delightsというお店がシンガポールの刀削麺界隈を支配しているようだ。
本店は少し外れた場所にあるようだが、シンガポールCBDのフードリパブリックという名前で展開しているフードコートにはそれなりに入店している。
今回はMBSからすぐのサンテックの地下で。

Formosaというと、「ポルトガル語の美しいの意味のFormosa、福爾摩沙=美麗島で、台湾の呼称」と、高校の時に何故か英語の授業で教わったことを思い出し、刀削麺なのに台湾式なのか?と疑う。

ちなみに、元カノフィリピーナの名字は、Hermosaでスペイン語で美しい。
心は悪魔だったが、顔は名字通り、美しかったてへぺろ


出てきた刀削麺は、もちもちの美味しい刀削麺だが、牛肉を選んだので、なんだか台湾牛肉麺のようなスープの味だ。

台湾はたぶん関係なく、大変美味しいものの、エスニック料理好きの私には刺激が足りない。


ということで、次は刀削麺は西安料理なので、ということから、西安料理屋を検索。


モルガンスタンレーの事務所がある金融街の一角にガチ中華があるわけで、さすがシンガポールだなと思う。



暑かったので、冷麺の涼皮とクミンバーガーを西安の炭酸ジュースと共に。


麺がたぶん、米粉ベースの太麺。

味は麻辣系でピリ辛。

美味しいので、後日、漢字の難しいビャンビャン麺(𰻞𰻞麺)を食べに来る。







ビャン〜ビャン〜と大迫力である。