欧米在住の日本人に多い”海外出羽守”と呼ばれる人たちがいる。
一般的には「ヨーロッパではこうなので、日本は全く、、、」という風に、自分の住んでいる国と比べて、日本のことを見下して発言する人たちのことを総称する。
そういう観点からみると、私は立派なフィリピン出羽守だろうか。
実際のところ、海外にちょっと住むと海外被れっぷりをアピールしたくなるもので、厄介である。
私は2019年の秋以降、日本に帰国していないので、直接そういうことを日本国内で行うことは少ないが、ブログやツイッターでの発信はフィリピン出羽守になりがちになるだろう。
フィリピンを持ち上げて、日本を落とす発言をするとすれば、「フィリピンは平均年齢が若く、日本は老人ばかりで活気がない。」云々といったような感じだろうか。
フィリピンへの投資誘導を行う業者は、こういう謳い文句をよくしている。
まぁ、別に気にするほどではないか。
これの逆パターンを旅行者や移住したばかりの人が、フィリピンで行ってトラブルになることは多い。
日本の文化的価値観や常識を他国で貫こうとするのは、非常にまずい。
例えば、フィリピン人はプライドが高いのに、途上国でこっちの人は全員貧乏と思って、金で何でも解決すると横柄な態度をとるなどだ。
私の場合は文化的価値観の差異で、フィリピン人女性の元カノにあれこれ日本の文化を押し付けようとして失敗した。
国際恋愛は想像以上に難しいもので、忍耐を要する。
とはいえ、マニラで若い日本人女性と知り合うこともほとんどないので、国際恋愛前提での婚活を覚悟しなければならない。
嗚呼。