京都市山科区・四ノ宮
畠山ゆき ピアノ・ジャズ教室
HATAKEYAMA LIGHT JAZZ STUDIO
ジャズは聴くよりやる方が面白い!
4〜80才が基礎から楽しく学ぶ
116才のビンテージピアノと
現役ジャズピアニストが教える音楽教室
光の当たる教室へようこそ
こんにちは。
実は8月初めに教室の発表会を計画しています!
昨日は、そのバンドリハーサルでした☆
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/cool07_frame_bg.png)
生徒さんたち、とっても頑張っておられて
皆、それぞれに一生懸命練習してこられていますが
皆ジャズの取り組み方を
すこーし、まだ、わかってないように思います💦
発表会は年に1回か、2回、あるかないかだし、
確かに力は入れるのはわかるのですけど、
ジャズにおいては、「何をゴールにするか」を
ちょっと、考えないと、これまたじき行き詰る
きっかけになりかねないです。
というのはー
前もジャズとは何か?という記事に書いた記憶がありますが
ジャズには「完成」という概念が非常にあいまいです。
レッスンでは曲をやりながら
少しずつソロの内容を組み立てていきますが、
クラシックや既製曲と違い、
「これが弾けたら合格」
のような線引きがありません。
レベルは全て成長の段階上で繋がっているもので
ある意味では全てOK、
ある意味ではまだ発展途上
そんな感じでしょうか…。
「ミスタッチ」の概念はあるにはありますが
それはミスコード(ガッツリ違うコードを弾いてしまう)とか
コードトーンを大きく外してさらにまたそれをリカバリーできなかったりした場合で
その音作りのレベルというかレンジがものすごーく幅広くって
完成度はどこまでもその階段は上に続いており
私ですら続いており、
そのまた上のさらにベテランのミュージシャンですら
さらに洗練された音作りを永遠にやっていく、という世界なので
発表会だからという話ではすでになく、
それは普段からコツコツ研究していることが
たまたま発表会や、ジャムセッションで陽の目を見る、
そんな具合なのですね。
うちは初心者も多いのですけど、
初心者の方は一緒にソロをつくって、
作り方をわかっていくために、書きソロも
ジャズのイントネーションで弾くことも
やってもらうのですが、
それを一生懸命覚えるのもひとつの勉強ではあるのですが
もっと大事なのは
「その時の音を聞く、→ それから次の瞬間をとらえる」
ということなのですね。
そこからがジャズの始まりとも言えます。
今がなければ、次の瞬間はないわけです。
今は、たとえどんな音を出しても、それを肯定して、
そこから創造していく、というのが
ジャズの醍醐味であって、
「まちがえましたーーーー!!」
(とよく生徒が声に出して言う笑)
(そして止まる笑)
…というのは、ないんです。
ジャズ学習者は、どの楽器もそこをよくわかっていく必要があると思います^^
(あ、ボーカルに関しては、ピッチ命なのでこれに非ず)
上に書いた「ミスタッチ」に対するフォロー
例えばFM7ていうコードがあった時
別にレやシを弾いても(短時間であれば)構わない。
その次の瞬間にコードトーンへ移動して
パッシングノート(経過音)としてしまえば
良いわけです。
そうしてフォローしながら作っていけば良いです。
「あちゃ!思った音じゃなかった・・けどまいっか~半音ずらしちゃお!」
くらいの肯定感が、音楽を前へ前へ、推し進めていきます^^
そのためにも、その瞬間の音を聴きながら演奏しましょう。
もちろん、ベースソロや、他の楽器の時も。
たとえ、多少間違えても、くらいついて
次の瞬間にリカバリーするぞ!という集中力を。
以上、今日の言いたいことでしたが
うちの生徒は
もっとジャムセッションに参加しないとだめだよ~~~
それがもっと言いたいことかも~~
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![ピアノ](https://emoji.ameba.jp/img/user/my/myudragon2000/4121875.gif)