2022.10.6


5日に今日がヤマかもしれない..

今日でなかったら...

1週間はおそらく厳しくて

今日、明日、明後日というところ

だとおもいます。


という風にわたしは在宅医療の先生から

告げられ、夜はほぼほぼ寝られずに

6日の朝を迎えました


夫の隣にいながら

少しウトウトしては、ハッとして

夫の呼吸や脈を確かめて...

という繰り返しが何度もありました。



この日のお昼から舌下のお薬では

間に合わなくなり

モルヒネの自動注射に変更。


在宅医療の先生より

「意識はボーッとすると思いますが

会話はできると思いますので。」と


夫もわたしもすこしホッとして、

痛みが少しでも和らいでくれたらいいなという

思いで決めました。


顔色も悪く、黄疸も強くなっているように感じ

あとは、口呼吸や無呼吸の時間が

長くなっていました。


いつも、やり取りしている

ラグビーの先輩からも

「俺のかわいい弟をよろしくね」と


朝、仙台にいる夫の友人からも電話をもらい

会いに来てくれました。


「ためひさ、はえっちよ!はえすぎるっちよ」

(ためひさ、はやいって!はやすぎるって!)と

声をかけて...


友人が帰るときにはやっと動く手で

バイバイのジェスチャーをして見送りました


そこに、言葉では表現できない

友情があるんだなーと感じました。



21時過ぎになると夫の意識が朦朧としていたので

看護師さんをお願いしてバイタルチェックして

もらいました。


その時の血圧は80代...


夫は元々が高血圧症なのでだいたい通常140代。


とうとうこの日が来てしまうのかな..と

感じました。


昨日そういえば、

「みんなで一緒に寝たい」って

言ってたなーと思い...


でも、何も言わなくても

子供たちはリビングに寝れるように

寝床をつくり、長男は夫のいる部屋に

クッションもってきて横たわって

寝ていました。。


「ひさちゃん、今日はみんなここで

寝るって。みんなで一緒に寝ようね」と

伝えると朦朧としながらも

うれしそうな様子でした。


わたしはこの何日間か

シングルの介護ベッドで

夫の隣に寝ていたので

同じようにして...


「ちょっと狭くなるけどごめんね。」と言い

ずっと手を握りしめていました。