どういう成り行きか、
どういう心境の変化か、
登山
してきました。
お盆に実家へ帰ったときに
母親の登山靴と、杖を借りて
登山前日にイオンの札幌スポーツ館で
登山用のリュックを購入(杖をさせるやつ)
家へかえってお弁当用に玉子焼きと
チキチキボーンの骨ないやつ揚げて、
水は500ml×4本とポカリスエット1本。
おやつはチョコ、おせんべい、
チョコパイ、あめ、バナナ、クリームパン。
寒くなったときのための着替えと、
雨降ったときのカッパも持って
買ってきた30リットルのリュックにへ詰めて準備オーケー。
すごい重い(笑)
朝は6時に迎えに来てくれて、
いざ!旭岳へGO!
ちなみに登山は初めてです。
いや、ダイヤモンドヘッドには一回だけ
登ったことがあります。
ダイヤモンドヘッドの記憶があるから、
完全になめてました。
しかも5合目まではロープウェイでいけるし、余裕ぶちかましてました。
考えが甘かったことが
ロープウェイ降りて100歩位のとこで気がつきましたよね。
石の段ひとつ降りるのにすごい苦労して
「ここでそんなんじゃこの先おもいやられるなぁー」と呆れられ、
早速、緊急アイテム[杖]を使う宣言!
「いや、それじゃだめだな」とトレッキングポールを貸してくれました

おおーなんかバネがついててめっちゃ楽

山の神様にごめんなさいして、頂上を目指します。
しばらく歩くと

姿見の池に到着!!!
ここまできたらもう少しで頂上かなと思ったら全然まだ登り口だと。
そのときの私の気持ちが

↑こちらになります。
この時点で私の太ももはここ数年稀に見る
筋肉痛です。
どこが頂上なのか訪ねると、
霧がかかって見えないところにあるらしい。
もうわかった!!!
諦めた!!!
これは自分との戦いだ!!!
頑張る!!!
暑くなったので
パーカーを脱ぎ捨て頂上を目指します。
登れど登れど
岩ばかり。
岩に躓き転びそうになったり、
砂利が滑り転びそうになったり。
たぶんね、
転んだら、岩しかないから
頭ぶつけて死ぬか、絶対に怪我はするはず。
一歩一歩踏みしめて、
息が切れ太ももが破けそうになった頃
「6合目まできたよ」と声がかかりました。
そのときの私の顔が

↑こちらになります。
はぁぁぁぁん?
こんなに登ってまだ?まだ?まだ!!!6合目?
はぁぁぁぁん?
6合目でも頂上は見えません。
でももうロープウェイの駅は見えなくなったので喜んでると、
「あそこにあるよ」と冷静な指摘。
あ、自分の都合のいいように見ないようにしてただけだったみたい(笑)
6合目までは長いけど、
7合目、8合目、9合目、10合目と
どんどん距離が短くなってくと教えてもらい、折れかけた心が少し長持ち。
とりあえず、ここからの私の記憶障害が始まります。
もうダメだ。
足が上がらない。
ってところで休憩休憩を重ね、
ついに9合目!!!
頂上まであと1合だ!!!
ガンバレ自分。
頂上の近くに
きんこ岩というでっかい四角い岩があって、
それが目印なんだけど、
そのきんこ岩の近くに[ニセきんこ岩]という岩があって、
その岩が原因で遭難事故もあったんだよと教えてもらいました。
家に帰って調べてみると、
昔ニュースで見た
木で作ったSOSというメッセージが
旭岳だったということがわかりました。
初心者向けの山と言っても
山は本当に気を付けないといけないんですね。
今は、ニセきんこ岩の方へは行けないようにロープが張ってありました。
本物きんこ岩を過ぎてあと少しで頂上へ到着!!!


霧でなにも見えず、
本当に残念です。
でも登ってるときには
雲海が見えたり
幻想的なポストカードになりそうな景色も
見れたので満足してます。
よし!
楽しみにしてたごはんだ!!
持ってきたミニトマトは
気圧の変化で半分くらい爆発してました。
頂上で食べるとおいしいらしい
カップヌードルとおにぎりの登場です。
お湯を沸かしてくれて、
寒い頂上で命のごはんです。
むしゃむしゃ食べてると、
「骨のないチキチキボーンと玉子焼きはいつだすの?」といわれた時の私の顔が

↑こちらになります。
わすれてたーーー!!!
言ってくれてありがとー
本気で忘れてた。
冷たくなった、チキチキと玉子焼きも
疲れたらおいしい。
あとは、持ってきてくれた珍味とか、
わたしのおせんべいやチョコパイも絶品。
小さい椅子を貸してくれて座ってると、
その靴そんなに足が遊んでると意味ないねと
指摘され直しました。
足首が隠れる靴だったんですけど、
はきかた間違えてたようです。
それがわかった旭岳頂上標高2291メートル
頂上でパラパラと雨が降ってきたので
雨具の用意です。
リュックについてる雨避けカバーをリュックにかぶせて、カッパを着て出発です。
帰りは危ないのでトレッキングポールを返そうと思ったんですがいらぬと。
山の男は男前です。
せめてもと、お母さんの杖を渡して下山です。
直した靴がわたしの脛を直撃し痛い

下山は体力的にはだいぶ楽だとおもいました。
ずるずる滑るので油断はできませんが、
休憩をはさまなくても降りてこれる感じ。
あっという間に
姿見の池まできました。
山小屋で少しやすんで
ロープウェイ駅目指して出発。
下山後は湯駒荘で温泉につかり、
東川の道の駅でソフトクリーム食べて帰ってきました。
あまりの足の痛さに
太ももの骨折れてるかヒビが入ってるかもしれません。
今回の登山で気がついたこと。
自分の体幹のなさと、ふんばる力のなさ。
とにかく、情けなかったです。
1日経った現在の状況ですが、
昨日は太ももだけが痛かったんですが、
今は、太ももの表と裏、ふくらはぎ、
背中と、おなかと、うで。
靴に圧迫された脛。
転んでもいないのにあおたん数ヵ所。
満身創痍です。
明日仕事いけるかな。
だけど、
辛かったけどまた登りたいな。
つぎはどこの山かな?