爪噛み癖や血が出るまで指先をいじってしまう癖がなおらなくて、いつまでも手が綺麗にならないという女性がよくご相談下さるのですが、共通しておっしゃることがあります。
爪を噛む(いじる)ってダメなんでしょう?悪いことですよね?
果たして本当にダメなことなんでしょうか?
何をもってダメとジャッジしているのか?
そこが一番の問題点なように思います。
一緒に考えてみませんか?
●爪噛みをダメと思う理由
爪噛みをどうしてダメと思うのですか?と聞くと1番に挙げられる理由が子供の時、親に叱られたから。
2番以降は見た目、衛生面などが多いです。
あなたにも思い当たる節ありませんか?
ダメだと思いつつもやめられないこと。
ダメだと言われたら余計やりたくなること。
ダイエット中のお菓子や寝る前のインターネット、彼氏のスマホの覗き見(笑
人間って抑制されたら余計にやりたくなる生き物のようでダメだと決めつけない方がストレスにもならず気にならなくなることも多いんです。
親に叱られたのは子供の頃の話ですよね?
叱られたことを大人になっても引きずってしまってる繊細なあなたは、もうそろそろそんな自分を解放してあげてもいいのではないでしょうか?
あなたの人生は線ではなく、点のつながりです。
引っ張らないで大丈夫。ここでリセットして未来のあなたにまで持ち越さないようにしませんか?
確かに爪の見た目や、口に入れた場合のウイルス感染のことを思えばしない方がいいのは確かです。
でも、ダメなこと、悪いことだからやめる というマインドで爪噛みをやめなければいけない、とするのは…
やめられない要因の一つになるのではないでしょうか?
ダメなことではないんですよ。
脳がストレスを受けた時、それを逃さなければ生命の危機になりますよね。
爪噛み以外に髪を引っ張る、肌が荒れる、胃が痛くなる、白髪になる
など、体は無意識にストレスに反応しながら生きています。
ストレスを逃す方法として、あなたは爪噛みを選んで産まれてきたのだとしたら、叱られただけでやめられるなんて難しい話だと思いませんか?
・自分を大切に扱うことから
とはいえ
◾︎手が綺麗ではないので名刺交換の時やコンビニでお金を払うときに気になる。
◾︎友達とネイルの話ができない
などのコンプレックスにつながり、将来の自分のためにも癖や見た目を何とかなおしたいというあなたの希望が叶わないわけではありません。
爪噛みはジェルネイルのような人工爪で一時的にコーティングすることでなおる場合もありますが外すと繰り返すこともあります。
そんな同じ癖を繰り返してしまったときの自分も自分で丸ごと受け止める覚悟のような気持ちがあなたにあれば、叶うはずです。
爪噛みはダメだ!
なんて自分で自分を全否定しないであげて。
自分の爪も心も自分の一部。
誰のことよりも、まず一番大切に扱ってあげませんか?
ストレスを明日に持ち越さないために
ストレスって目に見えないから、わかりにくいですが
上司が嫌い、友達と喧嘩した、失恋した、残業ばかりで疲れた
以外にも
今日は昨日より寒く感じた
お腹が空いてるのにご飯食べるの遅くなった
寝た時間がいつもより1時間少ない
こういう事もストレスです。
そう考えたら、私たちが生きていく上でストレスを避けるなんて不可能に等しいので、自分が寝る部屋はせめて好きなものばかりに囲まれるとか、いつも清潔にして気持ちのいい環境を作るなど1日の終わりにはストレスをリセットしてから眠りにつきたいですね。
そういうことも自分を大切に扱うことの一つになります。
そんな小さなことから少しずつはじめてみましょう。明日の自分と自分の体のために。
次回は私が実践しているストレスのリセットの仕方についても書いてみようと思います。
長文お読みくださりありがとうございました。