Q,4 自分は将来のナマケモノ、どうしても勉強が続きません・・・


A, 安心してください。


  私は思うに、そんなあなた以上のナマケモノである自信が本当にあります。と、威張ってる場合ではないのですが(笑)。とはいえ、さすがに留学までしといてこれではマズイ、と、そういう啓発本、心理学、コーチングの本などをNYでは沢山読み、セミナーにも参加したりしました。また、こういうのが驚くほど多いんですね。精神的な障壁も、「気合」などではなく、もっと科学的にとらえるようなところがアメリカにはあるようです。


 まず、どこでも言われるのは、人間には変化を起こさせないように、現状維持をさせる機能(Homeostasis)があるようで、これがまず何かを始めよう、としたときの障壁となるそうです。


 ただし、それが今度、いつもの現状、つまり習慣化(Habituation)すると今度はやらない方が違和感がある、と感じるようにすらなり、苦もなく日々の習慣としてこれが続けられるんですね。そうなればしめたも のです。


 そもそも、やる気とはやらないと出てこないものなのです。


 習慣化へのメソッドは色々とありますが、この習慣化に成功できれば、何をやっても続かず失敗して自己嫌悪に陥っていた自分から、新たな自分が発見でき、他のことにまで良い影響が出てきますよ。これは私自身の体験でもあります。ロケットは大気圏に突き出るまでが一番燃料を食うそうです。要は習慣化するまでが一番大変なのですが、英語学習に関しては大体、3~4週間みたいです。