☆関係代名詞 Relative Pronoun

よく英文法の最難所のひとつと言われる、関係代名詞、実際にはどのように使われているのでしょうか?たとえば、こんな会話です。

A : Oh my God, I’ve lost an i-pad I borrowed from Kelly!

B : Don’t be too hard on yourself. You must just misplaced it somewhere.

A;どうしよう、ケリーに借りたi-pad失くしちゃった!

 B ; そんなに自分を責めないで。どっかに置き忘れたにちがいないよ)   

アップル社の i-padはアメリカでも大人気商品、さすがにこれを失くしてしまったら焦るでしょうが(笑)、この会話の中に関係代名詞を使った表現が含まれています。赤字で表示された部分がそれです。

関係代名詞というと大変難しい文法のように思うかもしれませんが、そうでもなく、意外に「□と _ 」で乗り切れてしまったりします。例えば、上の場合は

 

     an i-pad I borrowed from Kelly

 という具合に補助線のようなものを書き込んでみると、分かりやすくなります_の部分が□で囲まれたところを説明しているんですね。※1

 もう一つ、重要なのは、□の中は名詞(Noun)、_の中には動詞(Verb)が一つ含まれるということです。

 つまり、関係代名詞とは名詞を、動詞を含む固まり(節-Clause)が後ろから説明する表現方法なんですね。

 

関係代名詞の全て、基本的な考え方は名詞を、動詞を含む固まりが後ろから修飾する、というものです。ここをおさえてから、段々と細かいところに入ったらいいと思います。というほど、沢山はありませんよ(笑)

まずは冒頭の例文のようにwhich, that, whoなどを使わないものから練習してみましょう!実際の会話でも、この形が多く使われているように思います。


※1 邦訳すると、ケリーに借りたアイパッド、傍線と四角の順番は日本語と英語で逆になります。なので、少しわかりづらいですね。

 Ex. a car Tom bought two years ago

 → トムのかった

a party you came before

  → あなたの以前来たパーティー