アメリカ人 Do you speak English?

 

日本人 Yes, I do.

 

アメリカ人 Please tell me where the station is

 

日本人 Yes, I do.

 

アメリカ人 Oh, Noooooooo!!!!

 


なんてのがAFNラジオでやってました。日本で誰に駅までの道を聞いても英語が通じず困り果てている時に、おお、やっとしゃべれる人がいたか!と喜んだ矢先のこのやり取り。

 

まぁ、でも、本音を言うと、アメリカでもよく感じたのですが、これはちょっと不公平な気もしますよね。僕らは海外に行って日本語話せるか?なんて現地の人には聞かないんじゃないでしょうか?ましてや、ここの人たち全然日本語話さないよ!と、頭を抱えるなんて。

 

そう、全く悪気はないんですが、彼らアメリカ人は、ちょっと、人間の言葉=英語、と思っているところがあります。英語は人間の言葉の「一つ」なのに。

 

結局、これは言葉の国家力といって、世界の共通語は色んな意味で一番強い国のものになる、というもので、ここ数百年は、イギリス、ついでアメリカが世界の覇権をにぎっているから、だそうです。

 

とはいえ。

 

確かに英語が好むとこのまざるとに関わらず、世界の共通語となっているのも明らかな事実。英語が話せると格段に多くの人とコミュニケーションがとれるようになります。

 

ですから、これが出来ると便利だ、くらいの気持ちで気軽にやってみたらいいんじゃないですかね。

 

たまに英語が話せないとダメだぁ、などと思いつめてしまったり、アメリカ人みたいに話せない!なんて悩んでしまう(自分だったりしたのですが・・・)人がいますが、考えてみれば外国語なのです。

 

アメリカ人はここまで真剣に外国語をやった人はかなり稀だと思います。つまり、多少ヘタでも、彼らより僕たちの方が偉いのです(笑)。

 

うまく話すことよりも、明るくオープンマインドで接することのほうが、格段に重要だと感じます。

 

英語はおいしい商売!とばかりに、あなたの英語間違ってますよ、イタイですよ、英語がしゃべれないと人ではない、くらいにおどしているのもよくみかけますが、そんなものに惑わされないで、まずはしっかりとした語順で話すこと、顔をしかめて聞き返されてもヘコまないこと(これにはなんの悪気もありません)、そして、何より積極的に明るく話すこと。

 

つまり、あんまり思いつめないで、気楽にやったらいいんじゃないか、という話です。


(つづく)


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