女が殺された。
犯行の手口は頭部を鈍器で殴り、首から胸にかけて「X字」に切り裂いたものだった。幸い犯人はすぐ捕まえることができたが、動機や手口を全く覚えていなかった。
刑事の『高部』は同様の事件が相次いで起こっているのを知り、精神科医の『佐久間』に彼らの精神分析を依頼する。が、犯人達に共通するものを掴むことは出来なかった。
ある日『間宮』という男が重要参考人として浮かび上がり、高部は彼を問い詰める。しかし、間宮は記憶障害をおっており、高部の質問に答えることが出来なかった。こちらの質問に答えず一方的に問いかけてくる間宮に高部は段々と苛立ちを覚え始める。
人間怖い系のタイプ。
たまたま間宮みたいに問いかけて気づかせてくれる人が居ないだけで、人間誰しもが、あの女医さんや警官のようになってしまうのではないかと思ってしまう。そう考えるとめちゃくちゃ怖い。
これは僕だけなのかも知れないけど、間宮がかなりうざい。あの何を考えてるか分からない淡々とした感じに怖さを覚えるのかも知れないが、全然違った。
こっちが質問しても「何で?」「知らない」「アンタだれ?」「アンタの話、聞かせてよ」なんて事を細い、覇気のない声で一方的に聞いてくるもんだから、段々と腹が立ってくる。だから高部の苛立ちも分からなくはない笑
佐久間(うじきつよし)が汗だくで夢から目覚めて部屋の戸を開けると、でっかい✖️印があるシーン。ここがもうめちゃくちゃ怖くて、思わず声を出してしまった。
「参考になるかと思って」いやいや、あんなにも堂々と描いてたらもう遅い。あんだけ他人には間宮に会うなって言っといて自分は会ったんですか?って。案の定、そのあと佐久間は...
いやー、面白かった。
こんだけ世界的に評価されている作品なら、何処かの国でリメイクされてないんだろうか?


