今日は冬至。

一年のうち昼間がもっとも短くて、夜がもっとも長い一日です。夕方はあっという間に暗くなるし、朝も日の出が遅いし寒いし、なんとなく心細く暗い気持ちにもなりますよね。でももう大丈夫。今日を境にだんだん日が長くなっていきます。

冬至は「一陽来復」とも言われています。陰陽で考えると「陰極まりて陽に転ずる」ので、どんどん太陽のパワーが増えて運も昇っていく縁起の良い日なのです。

冬至といえばゆず湯に入るのが有名ですが、なぜだかご存知ですか?

ゆずの強い香りは邪気を払うとされていて、ゆずを入れたお風呂に入ることで身を清める禊ぎ(みそぎ)の意味があるそうです。

さらに、ゆずにはビタミンCをはじめ、ヘスペリジンやβ-カロテン、ペクチンなど体に良い成分もたくさん含まれているので、外からだけではもったいない。

ゆずを細かく切ってカップに入れ、お好みで蜂蜜と天然塩をほんの少し、そこにお湯を注いだ「のむ柚子湯」が私は大好きです。

爽やかな香りは気を整えますし、風邪予防、せきどめ、消化を良くする、疲労回復や悪玉コレステロールを減少させる働きもあるそうです。

ゆず湯で外からも中からも体を温めて健康でいたいですね。

冬至といえばカボチャも外せません。

カボチャにはβカロテン、ビタミンC、E、カルシウムなど栄養が豊富なので、風邪の予防、冷え性、むくみ、便秘、老化防止、疲労回復などに効きますから。今日だけじゃなくこの季節せっせと食べたい緑黄色野菜です。

冬至はゆず湯。飲んで入って。内からも外からも温まります