８年前のサレ妻（私）が
離婚しない選択をしたあと
世の中には「文春砲」なる
言葉が生まれました
TVもネットも
著名人の不倫だらけ
（に、見えた）
自分に起こったことを
整理するのと
日常を生きるのとで
精いっぱいだったから
吐き気がしました
それは報道内容に対する
怒りとか憎悪とかの
感情からくるものではなくて
自分の中の
ブラックなもの
ネガティブなものが
既に許容範囲を
超えていたため
それ以上は
受け付けられないよ
って感じ
お腹いっぱいなのに
無理矢理
延々食べさせられて
いるような
別に自分ら夫婦が直接
取り上げられている
わけでもないのに
お願いだから
そっとしておいてって
思ってた
にもかかわらず
この時期、手に取った
小説や漫画、映画など
そうとは知らずに
不倫ものを選ぶことが多くて
（百発百中ぐらいに）
先に読んだり観たりした夫が
言いにくそうに
「内容知ってて選んだの
」
と、伺ってくることも
１度や２度じゃなかった
ずーっとずーっと
自分の目の前に
大衆がいて
責められている感じ
なんでお前は今もソイツ（夫）と一緒にいるのって
不倫報道の続報で
離婚なんか報じられたら
離婚して新たな道を行く
サレた側さんが
とても輝いて見えて
キラキラ見えて
羨ましいって思って
いや、離婚しないと決めたのは
自分じゃんって
発覚当時
いろんなことを
思ったり考えたりしたけれど
その中の１つに
「もうこれで、この先の人生「幸せ」って思うことはないんだなー」ってのがありました
今振り返ると
なんでやねんって
突っ込みたくなるんですが
サレ妻となった
当時の夫と一緒にいて
幸せ感じちゃったら
「サレ妻」である自分を
あんなに辛い思いした自分を
裏切っているような
ことにならないか
「サレたこと」を
許したことにならないか
負けたことにならないか
（何に
）
そう考えてたんだと思います
当時の自分に
自分の幸せを
自分から放棄して
どうすんじゃ、と言いたい
相手のせいにして
自分の人生放棄するって
楽ちんなことなんだよって言いたい
ちゃんと自分の責任で
自分のこと幸せにしてあげて
サレた側だって
離婚しないでも
幸せになりたいってなら
なっていい
笑ってていい
相手のこと
許せなくていいから
まずは自分のこと許してあげて
って言いたい
時間が経ったから
言えるんですけどね
