転勤族の妻って
転妻という略称があるのですが
転勤族の子って
転子なんて聞かないです
なんでだろう
社会問題として
何も上がってこないから
当てはめる呼称がなくても
困らないってことなのかな
私の中ではここ数年
非常に気になっていることが
あるのですけれども
高校受験の内申点についてです
（私の思考のベースは地方の受験です
腕試しの私立受験と本命の公立高校受験
というパターンが多い地域のものです）
私がそれを知ったのは
今はもうなくなってしまった
「ベネッセが運営していた掲示板」でした
内申点て
県をまたいだら
引き継いでいただけないって
（詳細は地域や受験校、転校のタイミングでも異なってくるようです）
ご存知ですか
例えば
１、２年生と過ごした中学校で
提出物やテストを頑張った
その他諸々生活面も頑張った
内申点にも反映されていた
でも、３年生で県外に転校したら
２年間の頑張りが
反映された内申書の内容は
引き継いでいただけないと
知らなかったんですよ
数年前まで
私の父は
祖父の仕事の関係で
転校を繰り返し
１つの学校に
入学から卒業までいられたのは
大学のみ
という人でした
小学校から高校まで
計７回だか転校し
その経験から
私と私の弟のことは
絶対転校させたくない
という信条の持ち主のようでした
私の息子が
転園・転校するのも
そのたび心配しておりました
当の本人（私）は
転校したくて仕方なく
中学校は半分しか行っていないし
夫の転勤にくっついて
仙台を抜け出し
（当時はそんな心境だった）
新潟へ移住した時には
開放感しかなかった
そんな感じでしたから
この先も
行く先々で
家族で苦楽を共にしていく
って、疑いもしていなかったのです
岩手へ来たある日
掲示板を覗いていて
その内容にふれた時
にわかには信じられなくて
息子はまだ小学校低学年だし
まだ大丈夫だと思うことにしました
でも、違和感しかない
息子が高学年になるにつれ
違和感が増していく
内申点てなんだ
どうして県外へ行くと
リセットされてしまうんだ
内申点に振り回されず
受験する方法は
ネットで調べることも多々ありました
内申点関係なく
当日の点数のみで合否が決まる
私立の高校を探して受験するのが
手っ取り早い解決策のようだ
と、私の情報収集能力では結論が出ました
どうしても内申点が結果を左右する
公立高校受験では分が悪くなる
選択肢が限られてくる
人生全て思い通りなんて
なかなかないでしょうから
何かを取るなら
何かをあきらめなければいけなくて
この先も家族で引っ越しを重ね
旅するように生きたいという
そのカタチを優先するならば
公立高校はあきらめる
そういうことなのかも知れませんが
そもそも公立の高校ならば
県をまたいでも
前の学校でいただいた
内申書の内容
引き継いでいただいては
いけないのだろうか
県によって学校によって
基準が異なるなどして
引き継ぐのは大変なのかも知れません
しかしそもそも
担任の先生１人１人
人間として基準があるだろうから
担任の先生が変わる時点で
少しずつ変わりませんかね
そんなことを考えながら
息子には
数年後の来る日
本番１発勝負で
なんとかできる
基礎力をつけていただきたいと
公文とZ会の両輪を頑張っていただいているわけですが
そもそも中学生という
多感な時期に
親の都合で転校させるのって
どうなのよ
という
圧力もすごくてですね
息子が高学年に突入してから
とても耳にすることが多い
「そろそろ転校は厳しいのでは」
という貴重なご意見
夫婦でも
はたまた息子とも
たびたび話し合っていることなので
ご心配なくと言いたいところですが
まぁ
人生イロイロ
その時にならんと
わからないですよね
それでは、息子の受験に備え
中学校入学を機に
私の故郷の仙台を拠点とし
母子２人生活を始めましょう
としたところで
息子が学校へ行けなくなる、なんてことも
可能性としてないわけじゃないから
とかね
転妻、子どもの高校受験について考える、です
来年の今頃は、どこにいるんだろうなって
ふとした瞬間に考えます
今のところそれが楽しいんですけどね
飲み屋で愚痴ってるようなテンションの投稿になってしまいました
お付き合いいただいた読者様
ありがとうございます
