転勤がある会社員の夫、の妻。
転勤族の妻。
略して「転妻（てんつま）」。
夫の会社の転勤は
転勤辞令の発表日は決まっていますが
誰が、どこへ、という
事前情報が全くありません。
大体何年で異動
ということも
ここにいたら次は大体ココ
ということも
全くありません。
辞令発表の日を
その時間を
ただひたすらに待ちます。
何も言われなかったら、その年はナシです。
我が家
新潟から盛岡へ引っ越してきて
丸２年が経とうとしています。
さすがに１年目だった昨年は
今年は転勤ないだろうと思っていました。
が
今年は相当やきもきしました。
過去に丸２年で異動した年もあったからです。
そう。
先日、辞令発表の日でした。
結果
今年の冬も再び
盛岡で越すことが決まりました。
この１カ月
あるかどうかわからない
引っ越しに備え
日用品や食料品の備蓄をドンドン減らしていました。
引っ越し準備が始まると
家の中の物の多さに辟易するので
せめてもの事前準備です。
特に、地域指定のゴミ袋の買い置きはいただけません
仙台でも新潟でも
未開封の地域指定ゴミ袋（複数）を
友人にもらってもらいました
盛岡市は現在
透明または半透明の袋が指定なので
「ゴミ袋」などの印字はないのですが
ゴミ袋用に買っている袋なので
ここで使わなかったらアウトです
トイレットペーパーや箱ティッシュなども
コロナ禍の諸々に対処しようと
適量のストックをしていましたが
完全にやめていました。
冷蔵庫の中も
冷凍庫の中も
どんどんキレイにしていっていたのですが
醤油の残量だけは見誤って
辞令発表３日前になくなり
その日作った煮物が
甘くなりました（醤油足りなくて）
仮に今年引っ越しがあったとして
引っ越しまでの１カ月
醤油なくしてどう台所を回していこうと思っていたのか。
自分自身に問いたい。
辞令発表前日には
盛岡市の気温が３０度超え。
扇風機を出すか否かの葛藤です。
ここで扇風機を出して
明日、転勤＝引っ越しが決まったら。
扇風機を解体して箱へしまう時間で
我が家の本を４箱分くらいしまえるんじゃないか。
そんな葛藤を独りで繰り広げました。
結局、汗だくの息子が学校から帰宅して
私も汗だくで夕飯を作って
夕飯を食べながら
この暑さは限界だ、と
扇風機を組み立てたのですが
その後
扇風機の風に当たりながら
こんな猛暑の中
引っ越し準備をすることになっていたなら
扇風機回しながら作業しなくては死んでしまう。
ダンボールも扱ってホコリもでるし
窓は開けていたい（＝エアコンはナシ）し。
と、考えるに至り
来年は辞令発表の
前日だろうが
当日だろうが
迷わず
葛藤なく
扇風機を出すことができそうです
しかし
毎年毎年
どんなに考えたって
無駄だとわかっているのに
考えてしまって
不眠気味にもなりますし
不注意気味にもなりますし
（今年は電子レンジに目の下を強打してしまったヨ）
行けと言われたところに全員で行く。
今のところ家族で一致した意見があって
気をもまなくてもよさそうなもんなんですが
そうもいかないもんです
来年の今頃はどうしているかな。
ひとまず、気が緩んで本をイロイロ買ってしまいました
岩手に来て
コロナ禍の中
我が家の本は
確実に
着実に
増えております。
おそろしや
