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読書録シリーズは

個人的な読書の記録です。

 

これから標題の作品を読まれる方には、当ブログの表現でネタバレを起こす可能性があります。

 

赤薔薇

 

2作連続で有川浩作品。

 

 

こちらも年末年始で一気読み。

 

舞台は児童養護施設。

そこで暮らす子供たちと、職員たちとのストーリー。

 

児童養護施設って、こんなところ。

それが、この作品で伝わって欲しいことの1つだったと思うのですが、その思いは受け止められたかと。

 

日本には沢山の児童養護施設があって、その全てが今回舞台となった施設のような環境ではないと思います。

 

しかし、作者が築き上げた今回の舞台だけでも知ることができてよかった、と思うほどに自分は無知でした。

 

知ることができて、よかった。

 

『キャロリング』のすぐ後にこちらの作品を読んで感じたのは、『キャロリング』も『明日の子供たち』も、作品の大元となる取材は同じだったのではないかなぁということ。

 

※『キャロリング』は、児童養護施設の話ではありません。

 

『キャロリング』はフィクション要素が強くて、『明日の子供たち』はノンフィクション要素増しで、という感覚で読みました。

 

それぞれの痛みを抱えながら、そんな自分が他者の痛みにどう向き合えるか。

 

これも『キャロリング』と共通して感じたこと。

 

 

やっぱり、登場人物それぞれに感情移入できるところが魅力です。