独学でコツコツ英語のつぶやき

独学でコツコツ英語のつぶやき

学生のときに鳥肌が立つほど嫌いになってから長い間英語とは完全無縁生活でした。40代半ばになってから本腰を入れて勉強開始。目標は生涯楽しく学び続けること。

 

Oxford Bookworms の Agatha Christie, Woman of Mystery を読みました。

血痕や倒れた人や拳銃の写真があるこの表紙を見て、アガサクリスティの殺人ミステリー小説だと思い込んでいたので、何度も図書館でこの本を目にしていながらも読むのを避けていました。英語の勉強中にまで苦手なホラーやミステリーは読みたくないかなと思っていたからです。

 

でも実際は、彼女が描いた本ではなく、彼女の人生についての本でした。

小説を描いたきっかけや、推理小説を描くようになった経緯、二度の結婚、クリスティの名前、そして彼女ご自身の失踪事件に至るまで、アガサクリスティの人生の大部分をおおまかに記された本でした。これほどまでに才能がある上に裕福な家庭で育った彼女だけれど、子供の頃に体が弱かったこと、その才能が認められるまでに時間がかかったこと、私生活での悩みなど、共感できることもいろいろありました。

 

彼女が描いた話は国内ドラマで一度だけ映像で見たことがありますが、本は一度も読んだことがありません。本ならいずれ原作で読めるようになりたいと思ったけれど、ミステリーが苦手なのは今後も変わらないだろうから難しいかもしれません。

 

 

 

 

似た言葉に出会いました。

cluecrew


本を読んでいるとclueという単語が出てきました。

それを見てまず最初に思い出したのは、映画や番組制作のクルーのことでした。でも、その意味のクルーはcrewのほうでした。しかもcrewは、その制作スタッフの意味よりも、飛行機や船などのスタッフである乗組乗務員のほうがよく使われる意味のようです。


そのとき本の中で登場したclueの意味は、手がかりでした。事件を捜査するときに探すものです。


発音も似てる。

clue /kluː/

crew /kruː/


LとRの発音の違いを理解していなければ、それらの意味を間違えて捉えてしまいそう。


 

鳥の話の中で、albatrossという単語が登場しました。

アルバトロスとそのまま読むことができたので、その言葉からゴルフを思い出しました。今までゴルフをしたことがないのですが、随分と前にプレイしたことのあるゲームのゴルフです。とても難しいショットだったことを思い出します。

 

でもその本には大きな鳥の影絵とともに、albatrossの言葉がありました。

それは、アホウドリのことでした。

 

ゴルフにアホウドリの名が使われている理由は何?

 

調べてみるとその理由について書かれている記事は数多くありました。

アホウドリは絶滅危惧種なので目にすることはほとんど叶わなさそうですが、翼を広げると2mを超えるほどの大きな鳥で、その長い翼で気流を捉えて、数千キロ、時には1万キロ以上という長距離を飛ぶことからゴルフでその名が用いられることになったようです。

 

ゴルフ用語として、同じく鳥のイーグル(eagle)もあったことを思い出しました。

 

アホウドリに関しては今までその名前と顔しか知らなかったけれど、英語を勉強する中でまた新たな知識を得られて嬉しいな。

 

 

どんなことでも続けることは最も大切なことであり、最も難しいことかもしれません。


心の中に火を灯し続けること。

熱い心を持ち続けること。

その熱い炎は、

台風のような嵐が訪れても、

凍てつくような厳しい寒さが長く続いても、

燃え続けることができること。

ひょっとしたら、

ときには消えそうになってしまうことがあるかもしれない。

それでも、

その炎がじゅうぶんな熱さを持っているなら、

また激しく燃えることができるはず。


英語学習においても、

勉強を懸命に続けていたのに

途中でやめてしまうひとがとても多いそうです。


費やした時間が長くなればなるほど、

成長を感じられない期間が続けば続くほど、

成長が感じられなければ虚しくなる。

いったい自分はこれほど勉強しているのに

なぜこれほどまでに成長しないのかと、

情けなくなって、投げ出したくなる。


勉強がとても楽しくて、

趣味のひとつとなるどころか、

時間があれば英語に関する何かをやっているほど

ここ1〜2年くらいそんな気持ちでいたけれど、

その気持ちに大きなブレーキがかかるような出来事がありました。


わたしの場合、

そろそろ50代という年齢も考えてしまうから。

なかなか覚えられなかったり、

すぐに忘れたり、

疲れやすかったり。

この年齢から勉強しても仕方がないんじゃないかと思ったりもする。


でも。

投げ出してしまうのはとても簡単だけど、

やっぱり、もったいないって思う。

辛いことがあっても勉強自体が楽しいなら

続けて行こう。

続けていけば、

得られるものが増えていくはず。

年齢は関係ない。

意志の強さが重要だ。



 

似ているややこしい単語を見つけました。

stakesteak

 

stakeの意味は株式利害関係。そこでステークホルダー(stakeholder)という言葉があったなと思い出しました。ちなみに株式をあらわす単語にはshareやstockなど他にもあることが分かりました。

この単語、何かに似てるなと思ったのは、ステーキ。ステーキには興味がないのでどのようなスペルなのか今まで詳しく知らなかったけれど、steakでした。辞書で調べてみるともうひとつ気付いたことがあります。発音はどちらも/steɪk/で同じ。ややこしい ..

 

 

 

拳という意味のfistという単語に出会ったけれど、なかなか覚えることができなくて、何かいい方法がないかなと考えている中で、これはfirstに似ている単語だなと思いました。

指で数えるときに拳はゼロの状態だとすると、それをfirstとすることで頭に入るようになりました。

でも発音は/fɪst/なので注意。

簡単な絵を描いて示してみました。

春爛漫、樹木たちが次々と芽吹く季節となりました。

その芽吹くという意味を持つsprout

その単語を覚えたあとにsporeという単語に出会いました。

こちらはシダ類や菌類や苔類などの胞子を意味します。

 

自然好きなので自然に関連した単語をつい多く覚えてしまいますが、このsporeという単語は目にする機会や使う機会はかなり限られると思うので、Ankiに登録しようかなどうしようかな、Oxford Learner's Dictionaryにもbiologyと記されているからどうしようかなと考えているうちに、sproutと似た単語だと気付きました。意味もどこか共通する部分があります。そう気付いてしまえば覚えるまでに時間はかかりませんでした。

 

単語を覚えるときにはできる限り何かと関連させられると覚えやすい。

 

 

今の自分の実力に相応しいレベルでの練習やトレーニングを行うことが成長するために重要で、レベルが高すぎても低すぎても効果が表れにくい、という言葉を目にすることがよくあります。

 

でも、ときには敢えて高いレベルのことを行うと、自分のレベルを引き上げることができる場合もある。

たとえば、マラソン選手が心肺機能を高めるために敢えて標高の高い酸素濃度の低い場所で高地トレーニングを行うことがあります。英語を勉強する中で、そのことを思い出すきっかけとなることがありました。

 

BBC Learning Englishでは、数多くのプログラムがあり、素敵なイギリス英語を聴くことができます。

語彙やフレーズを覚えたり、オーバーラッピングの練習のために聴いています。

初めは6 Minute Grammarや6 Minute Vocabularyを聴いていましたが、学ぶべき語彙やフレーズが多く登場するものの、いずれ内容に物足りなさを感じるようになりました。

そこで以前から6 Minute Englishを聴くことができるようになることが憧れだったので、今の自分にはとてもまだまだ早すぎると思いながらも、興味本位にしばらく試しに聴いてみることにしました。分からない単語やフレーズはもちろん大幅に増えるし、ナレーションの方々の話すスピードも速くなりました。でも、内容がとても面白く興味深いものが多く、気付けば7ヶ月間ほど6 Minute Englishだけを聴いていました。ただしマイペースにのんびりと、1ヶ月間にひとつのプログラムだけを何度も繰り返し聴きました。

 

そのため今日は6 Minute Vocabularyを聴いてみましたが、とても久しぶりのことでした。

すると、以前より理解することができるようになったことを実感しました。とはいえ6〜7割理解することができるプログラムもあれば、2〜3割しか理解することができないプログラムもあります。ただし100%のスピードで聴いてみた結果です。以前聴いていたときは100%ではとても無理だったので、スピードを落とすと音が悪くなってしまうポッドキャストのアプリで聴くことができるようになったことは、とても嬉しく感じています。

 

なぜこれほどまでにプログラムによって理解度に差が出てくるのかを考えてみると、知っている言葉がどのくらい含まれているかが大きく関わってくることに気付きました。英語の習得にはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、すべてにおいて語彙を増やすことが何より最も重要だと言っていた方がいましたが、この7ヶ月間、Ankiに登録した語彙数は6〜700ほど増やしたことが良い効果を生んでいるように思いました。これからもAnkiで語彙習得に励み、もちろん発音を音声で確かめながらひとつずつ語彙を増やしていけば、聴いて理解することができるプログラムが増えていくと感じました。

 

そして、以前よりも成長を感じたのは、今の自分には相応しくない高さのレベルのプログラム、6 Minute Englishをしばらく聴き続けたことも理由のひとつとして大きくあると感じました。これからは6 Minute Englishを引き続き少しずつ聴きながらも、6 Minute Grammarや6 Minute Vocabularyもまた聴いていきたいと思います。

 

Ankiで英単語を覚えていく中で、世界の国名と場所も覚えています。

単語カードを登録する際に、MapChartというWebサービスを使用して国の場所を示す画像をつくっています。

 

覚えた国が少しずつ増えていく中で、世界全体の地図で覚えた国をひとつずつ塗りつぶしていく方法が何かないかなと考えていたところ、このMapChartで可能なことが分かりました。しかも塗りつぶしたデータをダウンロードすることができ、そのデータをアップロードして引き続き塗りつぶす作業を継続することができることにも気付きました。覚えた国がどんどん増えていくのを視覚的にすぐに分かるようにできることは、楽しさと励みにつながります。

 

 

 

国名の名詞と、できるだけその形容詞も覚えています。

たとえばFinlandは、フィンランド語はFinnichで、フィンランド人はFinnです。Finnichはfinishと勘違いしそうだし、Finnは人の名前だと思ってしまいそう。


 

 

 

2,3年前に、アメリカの50州の州名と場所を覚えましたが、しばらく復習せずにいたらどんどん忘れてしまっているので、この機会にもう一度チャレンジしています。ただし今回は州名をもちろん英名で、スペルまで。また、海外発送時に役立つので州名の略称と、主要都市も一緒に覚えることにしました。

 

 

そして同様にオーストラリアも。

Ankiに入れればもう忘れていくことはないと思いたいです。

 

 

 

たとえば7割程度の疲れを感じたときに、とても疲れたから休みたいと感じる人もいれば、まだ3割の体力が残っているからもう少しがんばれると思う人もいます。

また、映画を見たときにその7割程度の内容を理解することができたから面白かったと感じる人もいれば、7割程度しか理解することができなかったのでよく分からなかったから不満と思う人もいます。

 

わたしは後者のほうです。

毎日へとへとになるまで頑張らなければ充実感や達成感を感じられないし、余力を残してベッドに入る日があればもう少し頑張れたのにもったいなかったと思う。理解することができないことがあるときは悔しいからもっと勉強したいと思う。

 

こんな性格を持つメリットとして、向上心があることや、ときには大きな達成感を得られることだけれど、デメリットとして、自分に厳しくするあまり自分自身のからだに対して負荷を与え続け、それが気づかないうちに心身ともにストレスとなっている。

 

英語を勉強していると、このことを考えることが度々あります。

たとえば、この単語は日常的に目をする可能性や使う可能性は高くないからスペルまで完全に覚える必要はないかな、でも、似たような単語はたくさんあるから出会った時にその意味をはっきり思い出せないとなると、その単語を含む文章全体の理解度があやふやになってしまうだろうからやっぱりスペルまでしっかり覚えよう、など。

でも、第二言語の勉強の場において、あやふやな理解度で学習をすすめることもときには必要なのだろうとも思うから、自分の中で葛藤することもしばしば。

 

英語をどのような目標や目的を持って勉強するか。

その目標や目的に対してどこまで勉強するか。

そろそろ50代に差し掛かる年齢としては、今後勉強を進める中でますますこの性格が災いとなっていくかもしれない。

でも、できる限りがんばりたい。のが本心。

前回の入院で、看護師さんからこの性格をあらためるように注意されたけれど。笑