子育てと同時に私に起きた波乱万丈を暴露します。



子育てと仕事でてんてこまいしていた私でしたが、その頃から旦那さんは家に帰って来ないようになって来ていました。




理由を聞くとお友だちがパン屋さんを開いてその手伝いをしてると言われすっかり信用していました。



家に帰って来るのは子どもを保育園に送って行くために迎えに来る朝の10分くらいでした。

それも私が仕事に間に合わない時間に迎えに来るので私は毎日遅刻をしていて上司には毎日理由を聞かれるもののカッコ悪くて何も言えませんでした。




そしてその頃から無言電話が毎日毎日かかって来るようになり朝の一番忙しい時間に10回くらいかかるのでもうおかしくなりそうでした。





そんな時郵便局の同僚が私の異変に気付いてくれて電話番号が二重登録できる事を知り直ぐにNTTに申請してやっといたずら電話からは解放されました。




そしてその同僚は毎日毎日夜になると私に電話をくれました。わたしが疲れ果てて途中で寝てしまっても怒る事なく電話をしてくれて必ず最後に『 明日も絶対仕事においでや。休んだらあかんで! 』と言ってくれていました。



私が郵便局で36年間勤務出来たのはこの彼女があの時支えてくれた事が本当に大きいです。ずっと後になって『あんたが子どもと心中でもするんじゃないかって心配してた 』って言われてびっくりでした。

だから私の命の恩人なんです。




そうして必死に頑張ってたのにある日とんでもないことが起きました。

旦那さんはパン屋さんの仕事を手伝ってると思っていたのに他所に女の人が居てそこで寝泊まりをしていたのです。

そしてある日の真夜中、相手の女の人が突然やって来て『 私たちが結婚出来ないからさっさと別れて!』と言われたのです。

逆上した私は長い柄の傘を持ってその人を叩こうとしてたのですが、たまたま泊まりに来てた警察官の弟に止められて事なきを得ました。



今だから笑えますが当時はもう必死でした。

そしてその犠牲になったのは長男でした。私のイライラは話の出来る長男に向けられ言葉の暴力が凄かったと思います。

そんな長男が優しい人に成長してくれたのが信じられないくらいですが、周りの人に助けを求めた事でたくさん応援をしていただいたからだと思います。


だから1人で頑張り過ぎてるお母さんに

『 1人で頑張り過ぎないで、誰かに甘えて良いよ 』と伝えたいです。



私が今あるのは周りのたくさんの人に助けていただき、たくさん甘えさせていただいたおかげです。


壮絶な時代はまだまだ続きます。