前回の続きです
それからというもの
仕事に集中はしてるものの
上司が気になってしょうがありません
今まで気づかなかったけど
走馬灯のように思い出される
上司との数少ない記憶は
私が何かあった時に
タイミングよく現れたり
私が談笑してる時に
彼は私を見ながら
嬉しそうに会話を聞いてたり
とにかく目線の先が
「「私である」」
ということ
そして
ただ一つ確実に言えるのは
上司は意識をしながら
他の職場の方と同様に
私を扱おうとしているということ
そんな微細な空気感に
気付いてしまった
私に対して
恋愛感情として
好きなのかはわからない、、
けど、少しばかりの好意は
確実にあるんだろうなと気付いた
頭に降ってわいた言葉
これは初めてのことでは
ありませんでした
20代で初めての一人暮らし初日に
あまりにも不甲斐ない気持ちになって
泣いているとき
「大丈夫だよ」
という言葉がありました
30代では母と他愛のない
会話をしているときに
私は子供を産めるのだろうか?
なんて呟いたら
「38歳」
という言葉ありました
※実際に38歳で妊娠しました
頭に降ってわいた言葉
私にとって
これは必ず実現する言葉で
完璧な存在です
どれだけ疑っても
違うんじゃないかと思っても
どうあらがっても
現実に起こる事実と知っているので
とにかくパニックでした
だって私は
ただの上司と思っていたし
相手が私に好意があると
気付いたところで
直接言われたわけではないし
「「ただやり過ごす」」
それに尽きるしかないのですが
一体どう転がって
「抱かれる」
なんて言葉がでてくるのか
謎なばかりなんです
そこからというもの
いつの間にか
私は上司を目で追って
しまうようになりました