石丸幹二さんのコンサート♪ その2 | はっぴー!タカラヅカ

はっぴー!タカラヅカ

ミュージカルが大好きです♪花總まりさん、石丸幹二さんを応援しています。

その1 からのつづき。ぶーぶー

濃いグレーのお衣装を着た石丸さんは、王子様のように素敵にさわやかに登場されました。
曲に込められた思い、曲に込めた思いを石丸さんが丁寧にお話ししながらコンサートは進められていきました。
第1部のミュージカルメドレーでは、石丸さんが出演できないミュージカルの曲が4曲披露されていました。
出演できないのには、いくつか理由があって。
ダンスシーンがある。
その役の人物が若い。
みなさんくすくす笑っていらっしゃいました。
まあ、出演するのは難しいでしょうけれど、そういうミュージカルの曲を石丸さんが歌うのを聴いてみたいと思うので、これからもこういう形で聴くことができたらいいなーと思いました。
このメドレーの途中から、一路真輝さんが登場してご一緒に歌っていました。
一路さんとはその次の曲、「ソー・イン・ラヴ」をデュエット。
これがね、とっても素敵でした。
大人の世界とでもいいましょうか。
お二人の距離感が美しかったです。
そして第1部のラストの曲「ダンス・エスメラルダ」。
こういうミュージカルのこういう場面でこういう登場人物が歌うんですよってお話の後で披露されました。
フランス語だったので言葉の意味はわからないのですが、何度も繰り返し歌詞に出てくる「エスメラルダ」。
名前を呼ぶことがこんなに切ないと感じる歌があるなんて。
このミュージカルを日本で上演する事がもしあったら、この役を石丸さんで見たいと思いました。
そしてこの曲をミュージカルの中で聴いてみたいと思いました。

第2部は白いお衣装で登場されました。
何と言っても素晴らしかったのは、一路さんデュエットされた「夜のボート」。
トートの曲は、8月までのお楽しみでとっておくとおっしゃって、その代わりフランツとエリザベートのこの曲を披露されたのですが、もう涙なしでは聴けない感じでした。
歌う前に石丸さんがおもしろいことを言って一路さんを笑わせていて、笑っていたら「夜のボート」は歌えないってまた笑っていたのですが、曲が始まったらすっとエリザベートの世界でした。
セットも豪華なお衣装もないのに、歌だけであのシーンの全てを見せてもらったような気がします。
そのまま一路さんは、「私だけに」も歌ってくださいました。
石丸さんのフランツと一路さんのエリザベートを見てみたいと思いました。
終演後ロビーでみなさんが「夜のボート」が良かったとお話しされていて、もちろん石丸さんのトートは楽しみなんだけど、石丸さんのフランツも見てみたいとおしゃっていました。
なかには、宝塚みたいに役替わり公演があればいいのに、なんて言っていた方も。
そのくらい悲しくて切ない「夜のボート」でした。

アンコールは、ミュージカル「アスペクツ オブ ラブ」の
「Love Changes Everything」だったんです。
もう、この曲は聴けないのかなって思っていたので、うれしくて。
石丸さんが歌っていた曲で、もう一度聴きたい曲ってたくさんあるんです。
こういうふうに、英語の歌詞でもいいのでこれからも歌っていただけたらうれしいなと思いました。

その3 へつづく。ぶーぶー