ペルーの首都リマは大きな都市でしたが、この日からは、かつての大インカ帝国が偲ばれるこの国の奥地へと入ります。その玄関口は、昔インカ帝国の首都だったクスコ。いよいよペルーらしくなってきたかな~
リマから1時間のフライトでクスコに到着。
↓クスコの空港。クスコは標高3399m。富士山(標高3776m)とほぼ同じ。インカ帝国はよくこんな高い所に首都を置いたなぁ。。
ペルー旅行で悩ましいのが「高山病」。高山病にかかると症状によっては旅行が台無しになるそう。薬をしっかり服用し、空港到着後も、ゆ~っくり歩いて、万全の高山病対策をとります。
ペルーを訪れたことのある友人から脅かされて来たので高山病を過剰に恐れる私達。ゆ~っくり歩いてタクシー乗り場へ(ちょっとでも走ったりすると高山病になるそう)。高度3000メートルの空は、こころなしか太陽が近い感じがします。
大きな看板に、日本語で、「こうざんびょう の たいしょほう」と日本語で書かれたクスリの宣伝。
まずホテルまで向かいます。
私達が泊まった"Novotel Cuzco
"。町の中心アルマス広場から徒歩数分です。
開放的なホテルのロビーは、とっても心地よいので、外出の行き帰りに何度もくつろぎました。17世紀の古い建物を利用したコロニアルな宿でした。
ロビーでは、コカ茶のサービス。飲み放題です。コカ茶とは、コカの葉から抽出してできるお茶。コカ茶はペルーでは日常で一般的に飲まれているそうです。
これがコカの葉。この葉からコカインが抽出ができるんですよ~!その葉のお茶を飲むなんてなんだかびっくりですよね。で、これがまたクセのあるまずいお茶なのですが、現地で飲むとなぜか不思議と美味しく感じて何杯も飲めちゃうんです。
効能としては、高山病予防にも効く&空腹を忘れさせるという効果も含まれるとのこと!もっと飲まねば!ちなみにこれを飲んでハイになったりはしないので心配無用です。
さて早速クスコの町を散策、とその前にまずはクスコで、初食事。コカ茶効果もむなしく私のお腹はぺっこぺこ。ランチに選んだのは、中心広場前のペルー料理店"La Retama
"。出窓になっているところで頂きました。
Aji de Galline(アヒ・デ・ガジーナ) 炒めた玉ねぎに鶏肉を加えて、クリーミーなチーズ&ナッツソースで混ぜたもの。うーん、まぁまぁかな。。
Lomo Saitado(ロモ・サルタード) これはセビーチェに次ぐペルーの代表料理だそう。細切りにした牛肉、ピーマン、玉ねぎ、フライドポテトと炒めてあります。うん、これは美味しい。
満腹になったので、クスコの町を歩いてみることにしま~す。
つづく。
おまけ↓機内で飲んだインカ・コーラ(ペルー人が大好きな国民的ソフトドリンク。とっても甘い)