ミラノの“最後の晩餐”は、ミラノの住宅街の裏路地にひっそりと佇む、老舗中の老舗に決めました。このお店で最もimpressiveだったのがイタリアの定番デザート、「ティラミス」
さて、知る人ぞ知る、このミラノの名店は、トラットリア・ミラネーゼ(Trattoria Milanese)!
ネーミングそのままー!中国で言うところの「北京飯店」って感じ?
1919年創業の老舗トラットリアは、決して名前負けしていません。決して敷居の高い高級店ではなく、むしろ地元のお客さんが素朴な伝統ミラノ料理をアットホームに楽しむお店でした。北イタリア赤ワインで、この店自慢のディナーを待ちます。
料理は全てウェイターさんとご相談。アパタイザーに薦められたのは、サラミと生ハムの盛り合わせ。量が多いっ
続いて、「ネルヴェッティ」。仔牛の腱を煮込んでマリネしたミラノの伝統料理。コリコリとしてコラーゲンも豊富。女性には嬉しい1品。でも、脂肪分でしょうか、食べ続けると気持ち悪・・・私はちょっと苦手・・
メインは、スピナッチとチーズのラビオリ。シンプル!でも素材を大事にした丁寧な作りには本当に舌を巻きました。美味しい~
薦められるがままに頼んだ次なるミラノ名物は・・・「内臓煮込み」!失敗した~。。
グロテスク・・・ 見れば見るとほど気持ち悪い、私はこれも苦手。でも主人は1人で「ワインに合う」と言ってパクパク。
これにはポレンタ
(左)がついてきます。ポレンタ君の力添えもむなしく、内臓の気持ち悪さはごまかされず、内臓煮込みはほとんど主人の担当になりました。。
ところでこのお店なぜか1人客が多くて、テーブルもまるで1人客用にセットされたかのように、皆同じ方向を向いて食べていて、なんだか奇妙な光景でした・・・
さてさて、お待たせしました、当店自慢の史上最強のデザートの登場「歴代伝承される秘伝のレシピで作る自家製ティラミス」は外せない1品!他のデザートもそこそこ気になるラインナップでしたが、ウェイターさんにどれが良いか質問したところ、これが物凄い即答っぷりで、「ティラミス」の一言でした。
一口食べて、即答の理由がよく判りました。この自家製ハンパなく美味しかった!コクがあるけどしつこくなくてとってもマロやか~!でも無駄に甘くない!
びっくりの連続でしたが、何事もなかったかのような静かな佇まい。ミラノの路地裏名店、恐るべし!あ~あのティラミスが今でも忘れられません。
つづく。