サンクスギビングデーの4連休は、アメリカ国内をドライブ旅行。
こういう機会でもなかなか行くことのない南部ケンタッキー方面に足を伸ばすこととしました。
といっても、自宅からケンタッキーまでは10時間の道のり。。移動だけではつまらないので、まずはお隣バージニア州シェナンドーを通り、前からずっと気になっていた、「Natural Bridge( ナチュラルブリッジ)」に寄ってみることにしました。
ナチュラルブリッジは、ブリッジ以外に特に見るものもないところですが、エントランスは立派なお土産屋さん付きの豪華の建物で、ここで入場券を購入しないと先に進めません。
中に入ると大きなツリー。
「I was this tall when I visited natural bridge」 この観光地をリピートする家族連れが訪問する度に、このクマさんと一緒に、子供の身長を測ることができるようです。リピするのでしょうか・・? 少なくとも私は最初で最後になりそうな気配です。。
ナチュラルブリッジは古代から神秘的な存在だった的な説明(だと思います・・)。
アメリカの歴史上、ナチュラルブリッジの不思議な景観に最初に注目したのは、初代大統領のジョージ・ワシントンということになっています。そしてこのブリッジは、1774年、トーマス・ジェファーソンが独立宣言を執筆する前に、当時の英国国王から土地付きでたったの$2.4で購入したそうです。
まだ、子供の頃のジョージ・ワシントンがブリッジを訪れた際に、「GW」というイニシャルを刻んだのが今でも残っているのだそう。見逃さないようにしなくては!
大統領就任後のジェファーソンは、この近くにゲスト用の小さな別邸を設けたそうで、2人の大統領が魅せられた橋だったわけです。
そんなブリッジの歴史を学んだ後は、このバスでブリッジまで向かいます。(歩いても行けます)
大きくぽっかり開いた岩。岩の上は道路!普通に車が走っています(帰りはこの上を通りましたよ)。
なぜこのように巨大な一枚の岩がすっぽりと穴が開いたのかは、今でも謎のまま。ナイアガラの滝やイエローストーンなどと並ぶ、世界七不思議の一つだそうです(ちょっと規模が違うような気もしますが)
見上げるとその壮大さは格別です。
そしてワシントンのイニシャルは結構簡単に発見できました。
確かに「GW」と刻まれていました。こんな岩を登って彫ったのでしょうね。
ということで、ナチュラル・ブリッジ観光はあっという間に終了。念願叶って良かったです。帰りの森では、特等席でコーンをむしゃむしゃ食べるリスちゃんを発見。可愛い