夏休み。
後半には、いくつか研修を予定しています。教師とことば基礎講座。

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担当は、玉川大学の輿水先生。
いつお会いしても、勇気をいただける素敵な先生です。

発声法、伝え方の極意など
ペアワーク、グループワークをしながら、
みっちり一日講義でした。

後半は、
演劇部ばりに
教科書に出てくる物語の朗読や群読劇。
『ともだちや』『きつねのおきゃくさま』

ほんとに楽しかった~!
初対面の方々と同じ目標に取り組むのって、自分の意見の出し方、相手の意見の取り入れ方、新しい視点や気づきがあり、すごく勉強になりますね。

実際にこどもに指導する際に、どんな工夫をしたらよいのかも、自分がこどもの立場になって体験させていただきました。(例えば班ごとに競わせる場合、優勝の班を決めるのに、こどもたちには、『一番はもちろん自分たちの班だね、だから、二番目を選ぼうね』と声かけして投票させる、など)

私たちの班は、演技力抜群の仲間たちに助けられて、優勝~チョキ
先生から、声がよく響き小さくても通るわね、と褒めていただき、あんまり自覚がなかっただけに(単にでっかい声だとばかり…)、うれしかったです。

(まわりの英語の先生方には素敵な声の持ち主が多いですよ)

声、といえば、
私はよく喉をからします。
腹式呼吸で話さないとダメとわかっていても、つい気持ちが話す内容にいってしまい、声の出し方まで気づけない。

なにか工夫はありますか、
と伺いましたら、
先生は、時々お腹に手を当てて確認していらっしゃるそうです。

やはり、そういう自己チェックが必要なんだなあ。

国語科指導法も担当されているので、
拗音(ねじる音)、促音(小さい"っ")、拗長音(ちょう、きょうなど)が定着しない児童への指導についてもご意見をいただきました。

 例えば、促音の抜ける子には、『がっこう、がこう』を比べさせ意識をつくる。その児童に合わせたゴール設定にして、漢字で『学校』を教える、など。

確かに、
促音が抜けることについて、
ドリルができるようになる
のが、ゴールではなくて
その子が将来、生きていく力に
結びつくことが大事で、

ひらがなで無理なら
漢字、それでも書けないなら
読めるように、というゴール設定は、
教師の自己満足に陥らず、
その子と一緒に前に進んでいける気がします。

単に、話し方や発声法だけでなく、
いろんな学びのある一日でした。