本当の国語力ってなんでしょう?
これに対する明確な答えって
なかなか見つけられないものです。
なぜかというと、
私たちの受けてきた国語教育が
明確でないから・・・
「感じる」
「味わう」
は、とっても大事。
その感性を育てることには賛成ですが
国語力といったときに、
もうひとつ。
ことばの運用能力
とでもいうのでしょうか、
技術に関するものが
我が国の国語教育には不足しています。
そのあたりに
以前から興味を持っていて
最近には、「言語技術」について
学ぶためにはるばるつくばまで
出向いたりしてきましたが
最近、「言語技術」と同じような内容で
より明確なことが書かれている本に出会いました。
著者は、国語力を
「言いかえる力」
「比べる力」
「たどる力」
だと捉えています。
わかりやすい!
本当に必要な力だと思います。
「考える力」「伝える力」のおおもととなる、3つの力。
私の英語の小学生クラスでも
言語技術をプリントで(日本語)取り入れていますが
もう少しシンプルな形で取り組みたいときには、
この本が役立ちそうな気がします。