ようやく購入したゼクーMの初張りをしてきたのでその記事になります。ついでにそのまま1泊してきたのですが、その時の内容はまた別途まとめたいと思います。

 

 



 

ZANE ARTS ZEKU-M 初張り

 

 

今回の初張りに使用したギアは以下になります。

  • 【本体】ゼインアーツ ゼクーM
  • 【インナーテント】ゼインアーツ ギギ1インナーテント
  • 【ペグ】スノーピーク ソリッドステーク30
  • 【ペグ】福善 打刀 20cm
  • 【グランドシート】HIKEMAN グランドシート ヘキサゴン Lサイズ(325cm×370cm)

ペグは既に持っていたものを持ち込みました。全てソリステ30を想定していますが、ソリステが重たいので初張り時は12本使用し、残り6本は打刀を使用しました。インナーテント、グランドシートは後述になります。

 

 

 

 

購入記事はこちらになります。

 

 

 

 

 

設営

 

グランドシートを広げて6隅を全てペグダウン(仮打ち)していきます。

 

 

 

 

 

ゼクーMをグランドシートの上に広げ仮打ちしたペグにゼクーMのロープをひっかけます。

 

 

 

 

 

センターポールを立てて自立させます。

 

 

 

 

 

エクステンションフレームを3か所設置します。

 

 

 

 

 

ガイロープを24本張って(ペグ打ち12本)設営完了。

 

 

設営の所感としては6角形のペグの位置さえバチっと決まれば立ち上げまでは楽でした。初回と言う事もあり丁寧にやっていたのもありますが、やっぱりガイロープが多いので意外と時間がかかった気がします。特に撤収時は24か所ロープをまとめていくのが手間でした。





ガイロープの最小パターンはエクステンションフレームの頂点3か所と、フレームが無いベンチレーションの頂点3か所の計6か所になるかと思いますが、ガイロープは張った分だけピン張りができるので、きれいなシルエットを保つなら全24か所やった方が良いと思いました。私は安全面から全部張るのが基本と思っていますが、少しさぼるならエクステンションフレームの頂点3か所ぐらいは…と考えていましたが、実際に張ってみると見栄えが変わるのでここもやっぱり必要なんだと設営しながら思いました。

 

 

 

 

外観

 

外観は他のサイトでも語りつくされていると思いますのでポイントだけ。出入口は基本エクステンションフレームの箇所になるのですが、一カ所だけ開口部を作る事が出来ます。

 

 

上記写真、上部のベンチレーションが一つあるのですが、その右側のみがチャックになっています。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

 

全部開けた状態が以下のようになります。

 

 

よくインスタとかに上がっている画ずらになりました。開口部もメッシュになっていると言う事なしですね。

 

 

 

 

幕内

 

幕内は率直な感想としては想定していたよりも広く感じました。エクステンションフレームの効果もありますが、ガイロープでしっかり引っ張っていたため広がりを出せているのかもしれません。

 

 

インナーテントを設置した状態でもしっかり半分リビングにできているので初張り時ではかなり満足しています。後は実際にギアを入れてみてどうなるかと言ったところです。

 

 

 

 

インナーテント

 

インナーテントはギギ1インナーテントを使用しました。私のワンポールテントのイメージはポール挟んで半分寝室、半分リビングになっているので同じような使い方がしたくて選びました。

 

 

 

公式でもセット可能とあります。

 

 

ただ、インスタの公式だとペグ打ちをしているのですがインナーテント如きにペグを打ちたくないので、ワンタッチで利用できるよう少し細工を行います。

 

 

使ったのは以下の部材です。

  • ゼインアーツ DYNEEMA ROPE Φ2 BLACK
  • ゼインアーツ ZIZAI Φ2 SILVER
  • カラビナ(メーカー不明)

 

 

 

ロープを適切な長さに切断し、自在で長さ調整できる状態でカラビナを取り付けます。

 

 

 

インナーテント前面の左右のループに取り付けて、ゼクーMのリングにカラビナをひっかけます。その後、自在で長さを調整します。

 

 

 

インナーテント中間のループはそのままカラビナを使いゼクーMのロープと繋ぎました。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

インナーテント後方左右のループもカラビナ直でループとリングを止めています。

 

 

 

 

 

後方真ん中もロープがあるのですが、こちらも引っ張らないと広がらなかったので、カラビナ+自在を2本使って左右にテンションをかけながら引っ張る方法をとりました。

 

 

 

 

 

後はインナーテント上部辺りをカラビナ+自在を使って、エクステンションフレームのある内側リング状のフックに引っかけてテンションをかけています。

 

 

 

 

 

完全なピン張りできずたるみがある状態ですが、2人就寝スペースはきっちり確保できています。

 

 

実際にコットを入れて寝転がりましたが、背が高いと少し生地に触れるような感じになりますが、まずますのイメージ通りに設営できたので満足しています。

 

 

 

 

グランドシート

 

グランドシートはHIKEMAN グランドシート ヘキサゴン Lサイズを代用しました。

 

 

 

ゼクーMのグランドシート問題、ネットを漁りまくってもバシッとこれを使ってますと言ったスタンダードな情報が出てこなく、自作していたり、オーダーしていたりと迷走を続けているような印象を受けました。(そもそも使ってなかったり、リビングシート直かもしれません)

 

 

 

 

私がグランドシートを使用したかった理由は2つあります。

  • 設営時のペグの位置決め
  • ギギ1インナーテントのグランドシート

上記観点で調べてみたのですが、これらを解決できるものが本当に見つからない。せめてギギ1インナーテントのグランドシートとしてだけでも使える物がないかと調べても変形ヘキサの既製品なんて存在しないため、ユタカシートで自作(オーダー)している人しか見つける事ができませんでした。

 

 

 

 

悩みに悩んで出した結論が足りなければ増やしてやれば良い、と言う事でグランドシートのロープを延長してゼクーMの大きさに合わせる事を考えました。

 

 

使ったロープはインナーテントと同じくDYNEEMA ROPE Φ2 BLACK。グランドシートのループ13cm、延長分22cm(誤差有り)で作り、この位置取りできれいな6角形を作るようにしました。延長ロープの長さは実際の設営時に微調整が必要になりますので少し長めにしておくと良いです。

 

 

 

 

実際にグランドシートを広げて設営した状態がこんな感じになります。

 

 

広さ的には少し足りませんが、許容範囲な出来栄えです。

 

 

 

 

更にギギ1インナーテントのグランドシートとして使う時には、2カ所ロープを外し半分に折りたたんで使う事にしました。

 

 

折りたたんだ箇所が表裏逆転しますが既製品に少し手を加えただけで、ゼクーMのペグ位置が決められて、インナーテントのグランドシートとして役割を果たせ、更に副次効果として設営、撤収時の幕の汚れを軽減できる事を考えれば、十分合格点な製品だと思います。

 

 


 

 

使いたい使い方をするために色々と試行錯誤して準備を行ったのですが、ほぼほぼイメージ通りに設営する事ができました。もしかしたら今後もっと良い方法が出てくるかもしれませんが、当面は今回の設営方法でキャンプを楽しんでいきたいと思います。