5月28日に横須賀にある『うみかぜ公園』にデイキャンプに行ってきました、本当は三浦半島へガッツリとキャンプ場下見に行きたかったのですが、時間の関係でうみかぜ公園止まりとなりました。
猿島が真ん前に見える程よく都会な公園になります。スケボーのパークがあったり、バスケのゴールがあったりと横須賀チックな場所もあり賑わっています。デイキャンプはうみかぜ公園内の芝生広場で行う事ができ、日没まで無料で利用できます。ゴミは当然持ち帰りとなります。
11時半頃、荷積みも完了してようやく出発です。
本日もスノピのザック一つで出陣です。
今日はバイクで初高速道路を走行するので、インナープロテクターとニーパッドを念のため装備しました。高速道路を使う区間は狩場IC~横須賀ICまでで横浜横須賀道路のみで完結するように考えました。あとは心配性なのでストリートビューで乗り場、降り場を軽く確認しておきました。
時間は既に昼前、気温もかなり高く立ち止まっていると汗ばんできそうです。格好も長袖のパーカーを羽織っており風が抜けないので走行していてもやや暑いです。狩場ICまでの道を走っていると何となく車で来たことがあるのを思い出したので、特に問題なく狩場ICまでたどり着くことができました。横横道路に入ってスピードを上げていきますが、後ろに車がいなくてほっとしながら料金所のETCゲートに向かいます。ETCのインジケーターランプが緑になっているのを何度も確認しながら選んだゲートは3つある内の一番左側、万が一ゲートが開かなくてあたふたしても影響が少ないよう咄嗟に考えました。20kmまで速度を落としゆっくりとゲートに侵入して問題なく通過、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが初めて使う時は変に緊張します。因みに車だと音でセンサーが読み取れたかわかりますがバイクだと音が聞こえないので、ゲート隣に設置している料金案内板を見て確認しました。
本線に合流したら前の車に付いていく感じで速度を合わせます、幸い前方を走る車はトラックだったので70~80kmぐらいで走行していました。道も広いし、ギアチェンジの必要もないし、スピードも速くて快適そのもの、今までは下道ばかり使っていたのでワープしているような気分になります。ただ、80kmを超えてくると風圧が結構きつくて辛い、着ている服がパーカーでかなりバタつく感じで風の抵抗をモロに受けています。このパーカー、キャンプでちょっとした時に羽織れる用にと買った物で、バイク乗車時の高速走行にも耐えられるのか感触を得たいがために着ていたのですが正直ちょっと厳しい感じです。追越車線を走り抜けていくバイカーの格好を見ると推定100km以上出ていても誰一人としてバタつかせてない、多分私のこんもりした姿を見て『素人が』、とか思われていそうな気持になりました。かと言ってライディングジャケットのようにゴリゴリした物は着たくないので再考しなくては、と考えながら高速を走っていきました。
横横道路に乗ってから20、30分程で横須賀ICに到着です。下道を海に向かって進んでいきますが、途中のローソンで少し休憩しました。暑くてたまらんかったので、パーカーとプロテクター類はここで脱いでサイドバッグに収納しました。
そこから更に20分ほど走らせるとうみかぜ公園に到着です。
ホント、天気良すぎて絶好のバイク日和です。
因みにバイクは駐車料金無料となっており、ゲートの端っ側を抜けられるようになっています。車は以下のような料金です。
天気も良くて海の空気が気持ち良い、目の前に猿島が見えます。
釣りをしている人も多く、等間隔に陣取って釣りを楽しんでいます。
海の反対側にはバスケのコートやスケボーのパークやランプがあったりして横須賀っぽい印象を受けました。
意外と無料でできる施設って少ないので結構賑わっているなと思いました。
ゆっくり見て回りたいのですが、キャンプができる芝生広場を目指します。駐車場隣にある円形広場を抜けて進んでいくと沢山のテントとタープ、そして人が目に入りました。
嫌な予感がする、と広場の奥辺りまで移動してきますが、どこもファミキャン、グルキャンばかりでソロの人は皆無。
さて、どこをキャンプ地にしようか悩んだ挙句に陣取った場所はこちら。
取りあえずローソンで買った敗者のから揚げ棒をベンチで食べました。
この一本で結構お腹いっぱい、メンタルをやられたのか暑さでへばっているのか意外と満足しました。端っこの木陰のベンチでも目の前に広がる海があって猿島が見える状況に、これはこれでアリかなと思いが込み上げてきます。
風が結構あるのに風防を忘れたのでお湯が沸くのに時間がかかりましたが出来上がりました。食べたのはカップヌードルPROのチリトマトヌードル、糖質を気にして最近ではPROを食べていますがチリトマトは初めてです。
味はこんなものかなと思うのと同時に他の味で良いやってな気持ちになります。ふとPROのカレー味が出たら売れるのになぁとぼんやりと思いました。
トンビ?が結構周りを飛んでいました。油断していると食べ物を搔っ攫われそうです。
遅めの昼食も終わって少し散策です。目の前に海が広がるシチュエーションはキャンプ場としては中々良いです。
海の中に足を浸けている人もいますが、お世辞にもきれいな海ではないです。
広場全体はこんな感じです。
泊りはできませんが、無料で利用できて、海も見えるし釣りもできる。周りは大型商業施設が多く程よく都会で、ちょっとしたリゾートっぽさを味わえる場所と言った印象です。ファミリーやグループに人気なのも頷けるので、子供と一緒に来てみたい場所だと思いました。
一通り散策も終わり少しゆっくりしたら、時間も早いのですが出発する事にします。
こちらがキャンプ場の管理棟になります。少しですが物も売っています。
水場は管理棟隣にあります。
海側からキャンプ場を撮った風景。
反対サイドから撮った風景。
やっぱりどう見ても普通の大きな公園にしか見えないです。
野島公園自体、平潟湾の中にあるような感じですのですぐ先に対岸あり、工場が広がります。
バーベキュースペースはこんな感じです。
正しく公園キャンプ、と言った所です。
折角なので公園内を一周していこうと思います。キャンプ場、バーベキュースペースを抜けた他の場所でもテントやタープを立てたりしている人もいます。ただ、決められた所以外では火器類の使用は禁止されています。
園内には掩体壕があります、戦時中の戦闘機を格納する目的で作られたようです。
私ここを見てはっと思い出したのですが、この形状のトンネルの場所で事件が起こったようなの事をどこかで目にしたのですが、それがこの場所なのかなと頭をよぎりました。
公園の海っ側を見ると、対岸に八景島シーパラダイスも見えたります。
キャンプ場の他の場所は静かで人も少ないのでゆっくりできそうな雰囲気ですが、周りには店が無く公園だけの目的でわざわざ来るにはちょっと労力に見合わないかなと言った印象でした。
一通り見終わったら野島公園を出発して、帰りは下道でのんびりバイクを走らせます。その後は特に問題もなく無家に到着して今回のキャンプ(にもなってないですが)は終了になります。