1月22日に中津川河川敷にデイキャンプに行ってきました、とは言っても下見がメインの為、軽く昼食を取っただけですが、一応ソロバイクキャンプ(キャンプツーリング)として記載していきます。

 

 

 
 
中津川
 

 

 

基本情報
 
東京からは約70km程、1時間強で到着します。
 

 

神奈川県の愛川町・厚木市を流れる河川で、中・下流域の河川敷では無料でキャンプをすることが可能です。ただ、昨今のコロナ情勢で利用制限が設けられることがあるため、利用の際には確認が必要です。

 
 
 
中津川河川敷
 
デイキャンプの内容の前に、下見で確認した情報を先にまとめます。
 
 
中津川河川敷は神奈川県で無料で焚き火ができる場所を探していて見つけた場所になります。ただ、ネットで上がっている評判が余り良くなく、利用者の民度が低い、難民キャンプ状態、だとか言われているので、どの程度使えそうな場所なのか実際に確認してみる事にしました。バイクも手に入って気軽に移動できるようになったので、今後も利用しやすい場所だったら良いなと期待しています。
 
 
 
 
サマリー
 
河川敷はどこも大きめの石がゴロゴロしていますが、全て車の乗り入れが可能です。言わばオートキャンプ可な完全フリーサイト状態です。焚き火も可能ですが、直火はNGとなっています。また水場は無く、灰・ゴミ類は全て持ち帰りとなっています。実際に見回った場所は以下になります。
 
 
地図が見にくいのですが、中津川周辺の赤いプロットの箇所になります。(以降プロット名は「」に記載)
  • 中津川河川敷(八菅橋下)
  • 青少年広場
  • 中津川河川敷(田代)
  • 馬渡橋
  • 愛川橋
 
 
完全な主観にはなりますが、それぞれの評価は以下になります。
 
場所 広さ 混雑具合 トイレ有無
八菅橋付近 「中津川河川敷(八菅橋下)」 ■■■■■ ■■■□□ 有り
角田大橋付近 「青少年広場」 ■■■■□ ■■■■□ 有り
平山大橋上流 「中津川河川敷(田代)」 ■■■■■ ■■■■■ 有り
馬渡橋付近 「馬渡橋」 ■□□□□ ■■■■□ 有り
愛川橋付近 「愛川橋」 ■■□□□ ■■■□□ 無し
 
 
 
 
八菅橋付近 「中津川河川敷(八菅橋下)」
 

中津川河川敷で最初に来た場所です、橋の上から見た河川敷。

 

 

 

 

対岸側から見た河川敷。

 

 

 

八菅橋の反対側の河川敷にも張れます。

 

 

 

利用上の注意を呼び掛ける看板も立っています。

 

 

ちょうどまん延防止等重点措置が開始された最初の週末になりますが、普通にバーベキューをやっている家族もいました。

 

 

ゴミは当然持ち帰りです。

 

 

 

直火も禁止になっています。

 

 

 

が、直火あとが点在していて悲しい気分になります。そりゃー民度が低いと言われても仕方ない状況です。

 

 

トイレは無いと思っていたのですが仮設の物がありました。

 

 

 

ただ、利用するに堪えられないぐらい汚いです、特に便座には座る気にもなれません。漏れるか漏れないかの瀬戸際の時に仕方無しに利用するぐらいの気持ちでいた方が良いです。

 



 
角田大橋付近 「青少年広場」
 
角田大橋の上から見た河川敷になります。今回訪れた中で一番フィールドの状態が良いように思いました。

 

 

 

青少年広場の入口付近から撮った写真です。

 

 

 

 
 
平山大橋上流 「中津川河川敷(田代)」
 
平山大橋の少し上流辺りの河川敷に降りれる場所があります。

 

 

 

中津川河川敷と言えばここ、と言うぐらい賑わっている所です。

 

 

 

場所も一番広いのですが、その分人も多いです。フリーサイトなのですが暗黙で等間隔に利用しており整然としているのですが、利用スペース自体は一番狭そうです。

 

 

薪を販売しているトラックもありました。

 

 

 
 
 
馬渡橋付近 「馬渡橋」
 
ここの河川敷は一番狭いのですが、川の直ぐ真ん前に陣取れる感じが良さそうでした。

 

 

 

トイレは今回見た中で一番マシそうでした。

 

 

 

多分、取れる広さは10サイトにも満たないです。

 

 

ただ、今回モロに直火をやっている家族とかも目の当たりにしたので無法地帯のように感じました。全て県内ナンバー、自分で自分の首を絞めているような行為をしている事に気付かないのかなと思います。

 
 
 
 
愛川橋付近 「愛川橋」
 
橋が工事中だったため、入り口付近から撮った写真になります。こちらもこじんまりとしていますが、人はやや少なめな印象です。

 

 

 

ただ、こちらも直火あとがあったりするので、いつ閉鎖になってもおかしくないなと思いました。

 

 

 
 
 
1月22日(土) 1日目
 
ここからは、デイキャンプの内容になります。

 

 
天気は終日晴れ、気温も最高8℃で風もほぼ無しな感じです。いつもなら天気予報のスクショを撮っていたのですが、それすら忘れました。
 
 
 
 
往路
 
今回は週末に時間ができたので、バイクに乗ってデイキャンプに行こうと思い計画しました。当初は巾着田まで足を伸ばそうかと思いましたが、まん防が開始され制限されていたため、前から少し気になっていた中津川に行く事にしました。




出発は9時半頃、雲一つない空で行楽日和、コロナさえなければね…。一人で噛み締めるように一日を楽しみます。

 

 

 

 

荷物はいつものスノーピークのザック一つです。中にはイス、テーブル、焚き火セット、バーナー類、クッカー、水を入れています。焚き火セットは今回下見がメインであるのと、薪になりそうな物が落ちているのか不明だったので、消極的搭載です。またこのスタイルだと焚き火後の灰の処理もどうしようか悩んでるのもあります。アルミホイルに包んでクッカーの中に入れて持ち帰りが正解でしょうか、バックパック用の灰入れも少し調べないとと思いました。





今回も保土ヶ谷バイパスを利用して目的地に向かいます、一度使ったのに間違って逆方向の乗り口に入りそうでしたが、何とかリカバリーできました。レブルは振動が大きい為、高速には不向きと良く目にしますが、私からすると振動よりも風の方が大変に思いました。流れに乗って100km近くになるとこのまま風を受けてられないってなぐらいに感じるので、70〜80kmぐらいが私にはちょうど良いかもしれません。渋滞も保土ヶ谷バイパスを抜けて東京環状に変わる辺りで発生したぐらいで、その他は順調でした。





中津川近くのセブンで休憩と昼食の買い出しを行います。

 

 

トイレもあるか分からないので一緒に済ませました。この辺りは色んな会社の工場?施設?があり、片側一車線なのに二車線分の道路になっていて何処を走れば良いのか一瞬悩みました。





11時過ぎ、セブンから5分程で中津川河川敷 八菅橋に到着です。

 

 

着いた瞬間、えっめっちゃ広いし、人そんなに居ないし、タダで使っちゃって良いの!?と思いました、期待大です。

 

 

 
 
場所決め、設営
 
バイクでゆっくり河川敷に降りてきました。レブルでこんなに石がゴロゴロした所初めて、と若干ビビりながら場所探しを始めます。河川側は既に張られていますが、間に入れなく無いぐらいのスペースはあります。が、ここでは中津川河川敷デビューのほやほや初心者、誰にも文句を言われる事が無いよう、周りに人が居なさそうな河川の反対側に陣取りました。




設営後はこんな感じになっています。

 

 

イスとテーブルを出しただけの簡易設営。周りは焚き火をやっていましたが、下見で他の場所も見たいと思っていたのでやっぱり焚き火はやりませんでした。
 

 
 
フリー
 
イスに座ったら早速昼飯にします。今回はカップヌードルカレー味とおにぎり。



もはやデイキャンプと言うには申し訳ないぐらいな手抜き飯、バイクカテの記事をたまに見てるとラーツー(ラーメンツーリング?)って言葉があるのですが、カップ麺食べるだけでもラーツーなのか?いや、店で食べないとラーツーじゃないのかな?そもそもツーリングにもなってないからラーツーと言えないのか?と色々と考えましたが、率直に頭の中を過ぎったのはピクニックかな…、と落ち着きました。





完食してお腹が落ち着いたので少し周りをぶらつきました。結構な広さで人もまばらなこの場所、今までのキャンプは全てお金を払ってやってきたので、ある意味お金を払う事が当たり前になっていました。それなのに無料でこの広さを使えてテントも張れるし、焚き火もできる、なんて所なんだ、とめちゃくちゃ感動しました。まぁ設備はお察しなのですが、それでもタダならまた来ようかなと思うぐらいのポテンシャルを秘めている場所だと感じました。

 




一通りブラブラしたらおやつタイムです。

 

 

昼食からそんなに時間が経ってないのですが、他の場所も見たいので巻きで行きます。因みにスィーツで一番好きなものはティラミス、なのでティラミスと名の付くものがあるとつい手が伸びます。





おやつを食べたら少しずつ撤収していきます。

 

 

滞在時間は1時間半ほど、短いですが明るい内に家まで帰りたいのでそろそろ出発する事にします。



 
 
復路
 
八菅橋から上流の河川敷を目指して移動していきます。途中の水道坂は真っ直ぐに伸びた道で走っていて楽しかったです。

 


最初は角田大橋付近の河川敷。


 

写真を撮るために橋の近くに少し停めさせてもらいました。

 


 

入口辺りの所まで移動して少しだけ記念撮影、次に来るとしたらここに来たいなと思いました。



次は平山大橋上流にある中津川河川敷(田代)。

 


中津川河川敷で一番メジャーな所だけあって人が多く賑わっています。事前情報のイメージからスラムのような状況を想像していましたがそんな事は無かったです。ただ、殺伐とした雰囲気を感じたのでここは利用しないかなと思いました。



次は、馬渡橋付近。

 

 

ぱっと見、工事で使えないのかな?と思ったのですがそんな事無かったです。私的にはグルで場所が取れるならプライベート感のあるこの場所が良いと感じました。



最後は、愛川橋付近。

 

 

橋がモロに工事中で景観に難ありですが、混雑具合はそれほどでも無かったです。まぁ時間も14時半と帰る人が出てきてもおかしくないタイミングだったのもあるかもしれません。


 


一通り下見が終わって目的が達成できたので、そろそろ帰ろうと思い、近くのコンビニで休憩しました。



お湯を沸かしてコーヒーを飲もうかと思っていたのですが、シェラカップが汚れるのも嫌に感じてしまったので今回は全て買ったもので完結しました。




帰りは特に大きな渋滞もなく順調でした、ただやっぱり15時ぐらいから段々と気温が下がり始めてるなと感じました。家に着く頃にはすっかり日も暮れましたが、今回も無事にデイキャンプを終える事ができました。

 

 
 
今回は近場のキャンプ場探索と言う事で、バイクでアクセス可能な河川敷を見てきましたが、中々使える場所と素直に感じたので、今後も機会があれば再訪したいと思いました。バイクでの遠出も繰り返す事で自分の中で移動距離が伸びてきているなと、ひしひしと感じます。

 


一方、情勢はコロナ感染者も爆発的に増えて、身の回りで感染者が出ているのを耳にすると遅かれ早かれな所までやってきたな、と言った印象です。まん防が出ても自分がやれる事は大して変わらないので、ルールに従いつつも自分のラインを見極めながらこれからも活動して行きたいと思います。