キャンプブログなのにバイク関連の記事ですいませんが、スマホホルダーについて少し調べたので記事にまとめてみました。
少し前にアップルから正式に記事が出たので目にした方もいるかと思いますが、iPhoneに振動を与え続けるとカメラが壊れる事象が発生するようです。もう少し詳しく記載すると、カメラ機能の光学式手ぶれ補正 (OIS) 、クローズドループ方式のオートフォーカス (AF) が、特定の周波数範囲で高振幅の振動を長時間直接受け続けると、システム性能が低下しカメラ機能に影響を及ぼすようです。その為、防振マウントの使用をおすすめしている模様です。本事象、バイク乗りの方々は昔から発生していた方もおられるようで、今回の記事でようやくアップルも認めたような形に見えます(とは言え改善するとも何とも言っておらず注意喚起のみ)。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
以前、以下の記事にてスマホホルダーをデイトナのバイク用 スマホホルダー 3 アルミアームを買おうかと考えていたのですが、まだ購入前だったので防振を謳ったスマホホルダーを購入しなくては、と思い検討をはじめました。
iPhoneに限らず、他のスマホでも同様の機構を備えている物は同じ事象に当たる可能性もあると思うので、防振対応を必須要件にして調べてみました。
一応私が使っている機種がiPhone Xになるのでこの機種で表を作っています。
ざっと調べてみたのですが、防振を明確に謳ったスマホホルダーは意外と少なく4つほどしか見つけられませんでした。恐らく今までのスマホホルダーは走行中に落下しない事に重きを置き(当たり前ですが)開発してきたのではないかと考えられるので、今後新たな商品が出てくる可能性は大いにあるように思いました。
あまり選択肢がない状況ですが結論から言うと、「TK プロテクトZホルダー ボールマウント」と「エフロック ホークワン」を購入しようかと思いました。
一番悩んだのはQuad Lock、マウントの形状がシンプルでハンドル周りもすっきりしており愛用者も多いかと思います。マウントとの結合部をシンプルにしつつ、ホールド感を維持できるのは専用ケースだからこそなせる業だと思います。また、シンプルが故にスマホの取り付け取り外しも容易で使い勝手が良い事が想像できます。既にQuad LockやSP CONNECTを利用されている方はアタッチメントの追加で防振対策が可能です。
そこまでの優位性があっても選ばなかった理由、それは専用ケースへの変更が必須な点になります。私にとってスマホは生活の中でかなり重要な位置にあり、一日の内で触れている時間もかなり多い生活必需品になっています。そんなスマホ、毎度買い替えると同時にケースも物凄く悩んで選んだものになるので、愛着もありますし、何より「スマホ+ケース」が自分のスマホになっている訳で、そのケースを捨ててまで利用する事に非常に抵抗感がありました。専用ケースでないとQuad Lockの作ったシステムを利用できない、Quad Lockの利便性を享受できない、と言ってるか如くの商品コンセプトが受け入れられませんでした。ただ、良さは何となく理解しているので、まだまだバイクのウェイトが低くく、愛用ケースを捨ててまでバイクの為に、との気持ちが出来上がっていないだけなのかなとも思っています。
他に気になった点としては縦横の回転が容易にできるのか、ワイヤレス給電に対応しているのか、との点になります。縦横回転はスマホでナビを使った事がないのでどこまで必要かは正直感覚が分からないです。ナビアプリに依存するような気もしますが、意外と普通に縦のままでも問題ないような気もします。ワイヤレス給電はマウントの度に充電ケーブルを挿す煩わしさが無くなるのと、雨の時にも給電できる点に魅力を感じました。今回購入予定のTK プロテクトZホルダーだと、手持ちのスマホ(ケース込み)の厚さとデイトナ社のワイヤレス充電器の厚さを足してもギリギリマウント出来そうなので、不便さを感じたらチャレンジしてみるかもしれません。
最後にTK プロテクトZホルダーを買おうとAmazonで見ていたのですが類似の商品があります。
一見すると同じに見えて値段で下を選びそうになったのですが、下は防振を謳ったホルダーでは無いので注意が必要です。(型番など公式ページと見比べると分かるのですが、安さだけで選んでしまうと間違った物を購入してしまいます)