「俺、昨日時計忘れてなかった?」
『時計~?どの辺~?』
「ベットの上
」『やん
えっち
あったよ~

』初めに目に入ってきたのはそんなやりとり。
(もしかしたら女友達の家にただ遊びに行っただけかもしれない…)
正也とその女の子とのやりとりはあきらかに友達の域を越えているのに、ゆきなはその事実を受け入れることができない。
そして、自分の中に芽生えた(浮気かも…?)の気持ちを打ち消したくて、
いけないことと思いつつゆきなはメールをさかのぼっていった。
だけど、
遡れど遡れどその女の子とのメールは続く。
『○○駅着いたよー
』『正也大好き


今日も1日頑張ろぉね

』まるで彼女みたいなメールは、ゆきなとのメールの頻度より遥かに多く続けられている。
※正也のメールは直近を覗いて削除されてたので見れませんでした(。>д<)
(なんで…?いつから…?いつからこの子と…?)
(プロポーズしてくれた時は…?親に挨拶した時は…?)
(だって土曜日も日曜日も、クリスマスも、年末も、いつも一緒にいたじゃん…)
ゆきなの目はもう堪えられない涙でいっぱいになっていた。
そして、
あのメールを見つけてしまう。
『今日で付き合って4年と6カ月だね



正也の男らしくって、優しいとこが大好き

うちら本当相性いいよね

えっちも



ずーっと一緒にいてね
』ゆきなと付き合い始めたのは2年前
そう
初めからその子はいたのだ。
2年間信じていたすべてのものが嘘だった。
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