御詠歌巡礼貸し切りパドメツアー
京都編につづき
奈良編です
興福寺の南円堂
ここに↓御詠歌の歌詞があった
ここから長谷寺へ行くのだけど
十一面観音の御御足に触れる特別開帳が
16時までなので
間に合わないわ〜
(長谷寺の階段を駆け上がるのはカンベン💦)
というわけで
のんびりと
途中の道の駅に寄ることに
そしたらここの道の駅には
職人の技を見られる施設があった!
道の駅 なら歴史芸術文化村
という道の駅!
発掘した土器などの復元や
神社仏閣などの宮大工の工房
槍鉋(やりがんな)で
こんなにピタピタツルツルになるなんて!!
こちらは普通の鉋だけど
見事なシースルー!!
極上の絹のよう!!
興福寺の五重塔も修復作業に入りましたが
大昔からの宮大工さんの匠の技が
今もなお、活かされているのですよね
地震が起きても倒れずにいるのだから!
その道の駅の裏の池
文化村の建物
と
道の駅のお土産などの建物
一泊いたしまして
長谷寺の朝勤行へ
2011年に
初めて来た時
長谷寺の駅から足が止まらず
競歩のイキオイでガシガシ歩いて
この長谷寺の階段も
ガンガン登っていった。
大腿四頭筋が爆発しそうに痛くて
無理無理〜!
って思うのに
足が止まらない。
なんやねん!?
お坊さんが一人、階段の脇に立っていて
「よぅ登ってこられました」
と言ってくれた。
みんなに言ってくれてるんだろうと思ったけど
嬉しかった
そしてどうしてこんなに急いで来たのか
なんだったんだ?
と、あたりを見回したら
御御足に触れられるご開帳期間で
それが16:00まで!!
到着したのは
15:50!!
そっこー、拝観受付へ
その頃はお坊さんが受付をしてくれてて
塗香を塗り
五色の紐輪を左腕にはめてくれて
「これで観音様とご縁が結ばれました」
と言ってくれました。
とてもありがたかった
そして、御御足に触れ
このご縁に感謝した
なにも求めず
ただ、お導きに感謝した
真に受けただけ
なのかもしれないが
参拝後に、
左手の紐を腕から抜けないように
ほどけないように
口と右手でギュウウ〜と縛り直した。
自然に切れるまでこのままでいようと決めた。
かなーりボロボロになった頃、
ある朝
起きたら切れていた。
その後、同じ長谷寺の五色紐を
パドメツアーで行ってもらったので
もう一度、同じように縛った。
まだまだ修行は足りんだろと思って。
でも、翌朝、はずれてた。
もうつけなくてもいいのかな
と判断しました
紐の素材も色も違うし
はめてくれたのはお坊さんじゃなくて
事務的なかんじだったし
やっぱ、違うんだな
と思いました。
朝の勤行に参加するのに
これも着けさせてもらえる。
ありがとうございました
朝なので
紫陽花の階段で
のびのびとフォトセッション
レースみたいな紫陽花
大好きなマジェンダ色
グラデーションが素敵
フチだけ濃くて小さな紫陽花
さて
私はどこにいるでしょう〜?
(本当は勤行に参加したら、料金を払って御御足開帳に入れたのだが、うちら、財布を持って来なかった!)
ふたたび、長谷寺へ
ここから入りまーす
何度も来てるけど
やはり、心、改まります
別のルートから
亀さん、甲羅干し
宿の駐車場に戻る途中の珍しい花
ここからは
御詠歌ではなく
私がお二人を連れていきたいところへ。
室生寺むろうじ
なんと!!
令和2年から、十一面観音像は
たしかに、近くで拝めるけどね
ちと、味気ないなぁ
境内へ
弥勒菩薩のお堂
中央に、金堂
弥勒堂の向かいには
水神の祠
金堂のところで出会った
ニホントカゲちゃん
シッポが綺麗でしょ?
こちらは大きなカナヘビちゃん
おみくじをひきました
水神の祠の手前にある石仏
杉の枝が奉納されている。
水神(女神)を守護する男神だろうと思う。
十一面観音は、水瓶を持ってるでしょ?
以前、この祠の前をお掃除していた人に
「十一面観音は水神なんだよ」
って教えてもらった。
長谷寺の御御足のお部屋の壁には
十一面観音が変身する姿が描かれてるんだけど
阿修羅も難陀龍王もみーんな変身した姿として
描かれているのです。
頭上にたくさんの顔を付けているのは
あらゆる姿に変身する
って意味なんだろうと
あたしゃ思うんだけどなぁ〜
で!
室生寺に来たなら
ここにも行っておかないと!吉祥龍穴
いまや、パワースポットとして
たくさんの人が訪れる。
2011年に来た頃は、だぁーれもいなかった
よく見てほしいのは
ここは、一つの岩
岩盤の上だということ。
そこに、洞窟がある。
ここに籠もって修行した僧侶が
十一面観音の世界を感得し
東大寺二月堂の修二会の法要を作った。
と、以前、
修二会に参列したことのある僧に聞いたのだが、
今、検索したら
違う洞窟だった。
ここは、龍の棲家とされ、
想像もつかない古代から
雨乞い祈祷をする聖地とされている。
この川が下ったところに
龍穴神社があるが
そこに祀られているのは
善女龍王
水神(龍)の親分
なんすよ
よーするに、
金龍なんです
龍穴の水の流れを動画で
龍穴から車へ戻ってきて
ツアー同行者様と、そのご家族へ
パドメ玉
さーて
時間あまったけど、どこへ行こうか
宿のお姉さんが
「龍鎮神社もよくSNSで見ますね〜
行ったことないけど」
と言っていたのを思い出し
行ってみることに。
こちらもけっこう人が来てます。
SNSすごし!
てくてくと川沿いに歩いていきます。
石ツム達人だな!これは!
ここも、大岩だ!
あそこだー!
と、上から撮った。
一つの大きな岩盤を流れる川
由来
良かった
信頼していただき
心より感謝を申し上げます
というわけで
京都奈良の
御詠歌巡礼
貸し切りパドメツアー
これにて終了でございます。
いつもながら長い巻物のような記事
お読みいただき
ありがとうございました