ようやく、オートサロン中毒から復帰できそうです。

昨日は、オートサロンからの流れで、注文,問い合わせが殺到してましたが、今日のお昼頃からは沈静化しつつあります。

加工作業に戻れそうです、さて何をするかなー

まずは、OS88のドグリング製作です。

マシニングセンターで、穴開け+形状削りを行います。

皆さん、ドグリングって知ってます。

OS技研では、OS-88というGT-R用のシーケンシャルミッションを製作していますが、そのシーケンシャルミッションに使用される部品です。

このミッションは、ドグミッションってタイプのミッションです。

右側がドグリングで、左側がスライダーになります。

ドグリングは、このままの状態で使用されるのではなく、各ギアにビーム溶接されて使用されます。

シンクロ機構をもちいず、ドグリングの凹部にスライダーの凸部がはめ込まれて動力を伝達します。

シンクロ機構とは違い、各ギアの回転差を調整しないので、同じ速さのまま無理矢理かみこみます。そのため、このかみこむ部分は消耗品となっていきます。

しかし、ギアアップ時はクラッチを踏まなくてもギアチェンジできますよ。

あと、シンクロタイプよりもストロークが短いのでタイム短縮できます。

この加工にも、ノウハウがあるんですよ。かみこんだ時に抜けないように、歯の部分に逆テーパーが付いているのですよ。

頑張って加工しよう!