今日は、会社の仕事始めです!
ピストンの加工も順調なので、他の部品の加工状況をチェックです。
現在は、ボスを加工中でした。
ボスとは、クラッチディスクを固定する円盤状の部品です。
まずは、薄くスライスされた材料を購入し、

次に、NC旋盤を使用して裏表を形状に削ります。

そして、クラッチディスクを固定する穴と、軽量化の穴をドリルセンターで開けます。

真ん中には、ミッションからのインプットシャフトに合わせてスプラインを切ります。

最終工程で、熱処理をして製品になります。
スプラインは、メーカー,排気量等によっても変わります。
一般的に、小排気量のスプラインは細く、大排気量のスプラインは太くなることが多いです。
中でも、最近のBMWのスプラインはごついですよ!