34歳で結婚し年子を出産しました。
それまでは高卒から働いて独身生活を満喫していました。
結婚してまもなく県をまたぐ夫の転勤があり、この3年間で一気に独身から母主婦に変わって新しい場所でようやく毎日の生活に慣れてきたかな??という感じです。
それまでたくさん常に会いたいって関わってくれた方々に感謝。
しょっちゅう会っていた方々にもしばらく会えない中、ふと久しぶりLINEや電話で連絡をしてみるといつものように返事をくれて変わらない繋がりなんだなって思うとほんとにありがたいと思います。
独身時代にいっときは誰も知らない県外に行きたいと思っていたけれど、子供ができて余裕がなくなると誰も知らない場所で過ごすのは心細く、行動範囲も減ってしまいました。
そんな中で、家族で公園にいた時のことです。
自分の母より歳上の1人のご婦人がわたしにむかって一直線に向かってきて話しかけてくれました。
乳児を抱いていたので赤ちゃんを見にきてくれました。
初めてお会いした短い時間でしたが妊娠出産、ご婦人の趣味の話、母への思い等30分ほど話をしました。
ひさしぶりに人とたくさん話しました。
名前も知らないけれど、話しかけてくださって嬉しかったです。
数ヶ月後、家族で街をお散歩していました。すると前から歩いてきていた方が話しかけてくださって、あの時のご婦人でした。
とても笑顔で「あの時の奥さん」と話しかけてくださって子供にも話しかけてくださり挨拶をかわしました。
一回だけの短い時間のひと時で、顔を覚えていてくれていたこと、知り合いもいない所でも誰かがわたしという存在に気づいてくれる人がいるってことが嬉しかったです。
名前も知らないご婦人さん、またどこかでお会いしたら次はわたしから声をかけられたらいいなと思います。
ありがとうございました。