去年の10月末に顔に湿疹が出来て、皮膚科に行った。わたしは吹出物だと思って皮膚科で処方されてたニキビ薬を塗ってたが治らず、いつもとは違う皮膚科に行った。

そこで先生はわたしの顔に何かを塗った。

強い薬だと言ってたが、あれが初めてのステロイドだった。その後自宅でもステロイドを塗ったが、翌日真っ赤になり違うステロイドを処方され、肌は治っていった。

ただ、塗らないと湿疹が出来たり、顔が赤くなったりするようになってきた。

それでも塗ればすぐに良くなるから、自己判断でダラダラ使ってしまった。

そのうち顔が火照るようになり、ひどく乾燥するようになる。何を塗っても乾燥がひどくて、少しずつ異変を感じるようになった。

化粧をしても乾燥でファンデが乗らなくなり、保湿しまくって塗ったらマスクの擦れで汚いことになった。前だったら日焼け止めとパウダーで済んでいたのが、乾燥し過ぎてパウダーも使えなくなった。

いつからか化粧するのが嫌になり、乾燥して開いた毛穴が目立つようになった。

この頃は赤みより、乾燥が気になってた。

家でも火照りが頻繁に出るようになり、どうして良いか分からず調べていくうちに、酒さという病名を見つけた。

正月明けに別の皮膚科で症状を伝え、酒さかもしれないと伝えたが、スキンケアが合わなくて赤くなったりしてるかもと言われ、ステロイドを処方された。あの時なんでステロイドを塗ってしまったんだろう。スキンケア被れだったら、すぐに治るだろうと変な期待をしてしまったんだろう。

5日経って、今まで以上に赤くなった顔を見て初めて酒さと診断された。今年の1月8日。

わたしはこの時の先生の顔を忘れない。

ステロイドは一つのキッカケで、本当の原因は分からない。酒さは原因不明だから困る。

酒さと診断された日の肌です。

酒さと診断される前の肌の異変