昭和63年(1988年)に登場したF4ですが、製造開始から26年が経過し中古市場でも綺麗な個体を見ることが少なくなっています。
Nikon F4ウエストレベルです。 標準でフォトミックファインダーが付いているのですが、このカメラはウエストレベルに交換された状態で売られていました。
ファインダーを覗いたところです。
見慣れたカメラの軍艦部とは違って新鮮に見えます。
このカメラは良品で売られていたのですが、プレビュー鳴きがあり、現在調整中です。
マウント左側のプレビュー機構にスプレー式機械油を注すとプレビュー鳴きが治るのですが…
すぐに結果の出る修理方法ではなく、数回に分けて少量づつ注すのが良いようです。
プレビュー鳴き以外にもシャッター鳴きも起こしている個体もあります。
個人で修理する場合は、細心の注意が必要です。 電子部品には、絶縁油が塗油してありますが、揮発性の油脂を使用するのでレンズに油膜を張ってしまう可能性も否定できません。
最近の大カメラ販売店のネット中古では、注意書きにプレビュー鳴きなどの記載のない場合が多くなっています。