音の高低感を養うために

これはおもちゃの棒ではなくて、れっきとした〈ドレミパイプ〉という楽器てす。

もう10年くらい前に面白そう！と衝動買いしたものの、あんまり使わずについ最近はリサイクルショップに寄付してしまおうかと思ってました。

ところがあんまりピアノを弾くことに乗り気じゃない生徒君のレッスンに活用するのを思いつきました

彼はミュージックキーの【ハロー！こちらおんがくドクター】で2度の音の読みをやっているのですが、イントネーションがどうもうまくいかないのです。

2度の上がってるのに声が下がってたり、音が下がってるのに声は上がっていたりします。

それを指摘しても「えーわかんねー」と言って、最近はやる気も少なくなってました。

そこで先のドレミパイプの登場です

1オクターブで演奏できる身近な曲を選んでわたしと彼とでパイプを分担して木のイスを軽く叩いて演奏します。

パイプが短くなれば高い音だし、長くなれば低い音が出ます。

とにかく今は説明抜きで一月くらいこのパイプで夢中になって楽しんでもらう計画です。

その時に彼にどんな変化が訪れるか楽しみにしているところです。

個人レッスンでは生徒一人一人に合わせたレッスンの進め方をしています。

同じことを学ぶのでも方法は色々です。

とにかくレッスンに来るのが楽しみだと感じてくれるようにと日々務めています。

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