今日はブロ友のsakuraちゃんをはじめ、数名の方からリクエストをもらっていた
「ネイリスト検定2級」の時のテーブルセッティングをご紹介したいと思います。
2級を受験したのは去年5月で、まだそれから1年も経っていませんが、その後立て続けに
1級とジェル検上級を受け続けたので記憶がどうも遠いモノになってしまっていて…
必死に記憶をたぐり寄せて再現して、何度もチェックしましたが、もし何か間違いが
ありましたらどうぞご指摘下さいますようお願いいたします。
それでは、まずは全体図がこちら
テーブルの上に道具を直置きするリスクを失くすために、テーブル面積いっぱいに
ネイル用防水シートを縦に3枚並べたものを1番下に敷いています。ズレ防止のために
セロテープでガッチリ固定しています。これで直置きの減点を避ける事ができます。
普段のアームクッションにタオルを巻いた物をその上に置いて、その上からキッチンペーパーを
2枚重ねて敷いています。
1枚はケアが終了したら、ダストを舞い上げないようそっと抜き取り捨ててから後半に進む予定
でしたが、ワタシ自身が舞い上がってしまいペーパーを抜き取りを忘れてしまい
最後までそのままのペーパーで終わらせちゃいましたまぁ~何とかなったけど。
右の4つ折りにしたキッチンペーパーはケアの時にはプッシャーの汚れを拭き取ったり
ポリッシュのブラシを吹いたりする為に置いています。
左上の熱いお湯の入った魔法瓶の他に、お水の入った小さいペットボトルも持って行って
お湯の熱さ加減を調節していました。適温のお湯よりかなり熱めの温度のお湯を持って行く方が
良いと思います。会場で水温を下げる事は出来ても上げる事は無理なので。
画像では黒いタオルですが2級の本番の時は白いタオルを用意して使用しました。
タオル・フィンガーボール・ケア用ブラシ・ケア用水入れ・ガーゼ・液体ソープ
スクールの先生の注意で、ケア用ブラシ練習で汚れたまま持参せずに綺麗に洗って
持って行きました。意外と汚れに気付かずそのままにしてる人が多いそうです。
メインの大きめのトレイを手前に置いて…
終盤のアートで使う道具を小さいトレイに入れて後ろの方に置いていました。
ちなみにチップラップ用のチップやシルクを入れているケースも置き場がなかったので
ここに立てて入れていました。また、予備のキッチンペーパーもこちらに数枚収納。
練習でプレプライマーを倒して中身をこぼしちゃった経験もあったので用心のため。
別のトレイにしたのはアートの時にまとめて動かしたかったからです。
TATで購入したウォーターパレットを使用しました。絵の具は検定開始前にパレットに出して
おきました。絵の具は検定後半に使用します。ポンジに水を含ませ過ぎるとシャバシャバな
状態になってしまうので何度か検証して最適なスポンジの水加減を確認した方が良いです。
使用したアクリル絵の具はホワイトのみマリージュを使用。その他はリキテックスソフト。
最初はホワイトもリキテックスソフトを使用していましたが、どうも塗りムラが出来てしまい
評判の良いマリージュに変更してみたところ、ムラが改善されたのでこのようになりました。
チップケースとシルクを収納してたケース。シールはジェル検上級の時のものですが
チップラップ用のチップは用心のために4~5枚くらい用意していました。
シルクもカット済みのもの同程度の予備を用意。
メインのトレイの配置
手前から
・レジン2個
・グルー2個
・キューティクルリム―バー
・スプレー式アクティベーター
・プレプライマー
・キューティクルクリーム
・リムーバー
蓋が開かなくなるアクシデントが付きもののレジンとグルーに関しては刷毛の点検をした
新品をそれぞれ2本づつ持参しました。
レジンとアクティベーターはネイルテック、グルーはIBDです。
ケアの際、フィンガーボールに手を浸す回数は1回の方法で習ったのでその通りに。
手を浸す前に右のジェシカのナリッシュを塗布し、引き揚げてタオルドライ後に
左のキューティクルリムーバー(中身はブルークロス)を塗布してプッシュアップしました。
↑この部分はスクールの指導とは別に自分で追加した部分です。
ポリッシュの詳細は
・ベースコート OPI 1本
・赤ポリ シャレドワ 3本(ただし全てオリエンのボトルに詰め変え)
・トップコート シャレドワ 2本(こちらもオリエンのボトルに詰め変え)
上の画像ではオリエンのボトルではないモノも含まれていますが、検定終了後に
欲しい人に差し上げたこともあって手元になかった為です。
以前にも紹介しているオリエンの空ボトルは刷毛がとても塗りやすいので愛用していました。
男性モデルだったこともあり広い面積をカバー出来る刷毛がとても助かりました。
持って行った赤ポリの数は3本でした。
新品ではなく1~2度練習で使ってから粘度を普段と同じ感じに調整して持って行きました。
検定本番では空調の影響もあり、それまでの練習では経験したことのないくらいのスピードで
ポリッシュがドロドロになってしまい、結局は予備の予備まで全て動員することになりました。
ワタシ個人のおススメとしては赤ポリは3本以上持って行く事をおススメします。
手前のトレイの後ろ部分です。
・ウェットステリライザー
・消毒用エタノール(ポンプ)
・消毒用エタノール(スプレー)
・ダストブラシ
・コットン
・ファイル立て
ウェットステリライザーの詳細
・キューティクルニッパー光
・メタルプッシャー舞love
・ツイーザー
・ウッドスティック5本
・シザー(シルク用)
・ネイルニッパー
ワタシが受験した当時はコットンを敷いただけでしたが、今はUTSUMIからステリライザー用の
パッドが発売されているので、本番だけでなく日頃からそちらをコットンの下に敷いて刃先の保護を
しておくのがおススメです。
ネイルニッパーはチップラップの時にフリーエッジをカットする為に使いました。
チップカッターは持って行っておらず、代わりにネイルニッパーを使いチップをカットしました。
ワタシはシザーをウェットステリライザーの中に入れていますが、こちらは任意になっており
入れても入れなくても構わないという風になっています。(要項をご確認くださいませ)
ツィーザー(ピンセット)は必ずウェットステリライザーの中に入れる必要があります。
消毒用エタノールはポンプ容器&スプレー容器の2個持ちがおススメです。
コットンを使った普段の手指消毒にはポンプタイプで対応しますが、万が一道具を落として
しまった場合に、拾った道具を消毒するのにはスプレーが断然便利です。
またウェットステリライザーに意外と量を使うので、1つの容器だけでは心配な部分も。
ファイル立ての詳細
・エメリーボード黒
・エメリーボード茶
・150ファイル
・180ファイル
・240ファイル
・100/180スポンジバファー
・200/280スポンジバッファー
・モアクチュールシャイナー2本
・アート用の筆
あとファイルの影になって画像にはほとんど写り込んでいませんが
「チップラップ用のダストブラシ」
も中に入れています。ケア用のネイルブラシとは必ず別のモノを用意して使用します。
シャイナーはモアクチュールを使いました。もしもの時を考えて予備も持参。
それ以外のファイルはミクレアのものを使用しました。
ファイルは新品のモノを持って行く必要はないですが、ダストが付着していると衛生的では
ないので、しっかりと汚れを落として持って行く必要があります。
![]() 【メール便OK】 スペースネイル [SPACE NAIL] アートブラシ NO.5
|
フラットアートはこのスペースネイルの猫毛ブラシ1本だけを使用しました。
柔らかい毛先の筆なのでスクールの先生からは「難しいかもよ~」と言われましたが
意外にもワタシにはフィット。塗りつぶしも細いラインも全てなめらかに描けました。
そして使ったエメリーボード2種類
普段使っているのが右の黒いエメリーボード。ちょっと便利なのが左の茶色いエメリーボード。
2本を比べると茶色のエメリーボードの方がかなり薄いです。
この薄さなのでチカラを加えると「ぐにょ~ん」としなり柔軟性が高いです。
チカラを加えると曲がってしまうので通常のファイリングには向いていませんが
フォルムをラウンドに整える際の仕上げに使うと角を削り過ぎる事がありませんし
微調整ができます。またこの薄さのおかげで残しがちな内側の角が削りやすいです。
また巻きのキツい爪の、サイドストレートを削る際にも便利に使えました。
あと今さら的な基本のことですが、コットンは必ずこのように互い違いにセットして
1枚ずつを取り出しやすくすることも地味に大切。
あと確認しといた方が良いのがセロハンテープの残りの量。
ワタシのようにシートを敷き詰めようと思っている場合は想像以上にたくさん消費します。
検定本番を迎えるまでスクールや模擬検定で使ったモノをそのまま検定当日に持って
行くと…「ゲッた、足りない~
」なんてことになります。(ギリギリ足りた経験有り
)
カバンのポケットに予備のセロテープを準備してたほうが良さそうです。
ジップロック。
検定では当たり前ですがゴミは自分で持ち帰って処分しなければならないので帰りの電車の
中で異臭を放つのは避けたいですよね。
この2重のチャックで密閉してくれるので、リムーバーをたくさん吸ったコットンを入れても
匂いが外に漏れません。少し安心して電車に乗れますよ
モデルの爪には赤ポリを塗って当日会場に向かいますが
・爪を磨いてピカピカにしてから赤ポリを塗ればポリッシュオフがとても簡単になります。
ワタシはシャイナーでピカピカにしてから、ベースコート→赤ポリを塗りました。
・赤ポリはエッジは塗らないでOK。
・赤ポリは1度塗りでもOKで、トップコートはなくてもOK。
要は綺麗に塗れていれば1度塗りでもトップコートなしでもいいってことでした。
ワタシは赤ポリ2度塗りのトップコートなしで行きました。
その他注意する事は…
・寒さ熱さ対策の出来る服装。すぐに羽織れるパーカーや、膝掛けを持参すること。
同じ会場でも座る場所によって空調などによる環境が驚くほどに違います。
・束ねられる髪は束ねる。前髪もピンで固定。
髪が邪魔かどうかを判断するのは受験者、自分ではなく審査する側なんですって。
・ガラス製品が割れないようにエアーパッキンで梱包するなどの対策をしておく。
割れて焦っている人を目撃したことがあります。
・繊維の飛びやすいニットのお洋服を着て行かないこと。(受験者・モデル共に)
検定会場では悪目立ちしないように派手な服装も避けましょう。
あと男性モデルや男性受験者さんは、検定会場では極端に男性トイレが少なくなって
います。圧倒的に女性が多いから当たり前なんですが、あまり時間ギリギリにトイレに
行きたくなっても遠くまで移動しなければならない場合が多いので女性以上に時間に
余裕を持って行動したほうが良いです。(ウチの旦那君、困ってましたから)
ざっと今思い付くのはこんなところです。
あ~思い付いた事を書いてったら結構な長文になってしまって…まとまりなくて失礼!
少しでもブロ友さんのお役に立てたらと思い頑張ってみました。
あと今回書いた内容はあくまでもワタシ個人の経験と考えです。
検定要項も変更になっていますので、食い違う部分がある可能性もございます。
受験の際には必ずJNAの検定要項を確認なさって下さいね。
春の2級を受けられるみなさん、悔いが残らないよう精一杯練習に励んで下さいね
1級受験時のテーブルセッティングもご紹介できるよう、ちょっと準備してみま~す
やっぱ、リクエスト無いか…
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