3年前の君のメールを見つけたよ。


今になって本当によくわかる。

あなたが俺を心から愛してくれていたこと。

あなたの愛し方が正しかったこと。


俺がバカだったこと。



俺に別れを告げる君の勇気がどれだけのものだったのか。

自分の身体が原因で愛してる人を手放さなければならない苦しみがどれだけのものだったのか。


あの時は全然わかっていなかった。



そんな苦しんでる君にまだ甘えていく俺・・・。

最低だな。


自分だけが苦しいんだと思ってた。

なんでこんな身体で・・

なんで生まれてきたんや・・


ってそんなことばかり考えて、君の苦しみや悲しみを一つも聞こうともしていなかった。



今ならわかるよ。

君のいう強さが。

愛するもの、守るものへの強さとはどういうものかが。

君に近付けたかどうかはわからない。


でも、3年前のメールを全部読んで、少し予定を変更したい。


いつかわからないけど、あの日の君に胸をはれる日が来た時。

その時は今の俺の気持ちをぶつけよう。

押しつけるのではなく、伝えよう。


君が何を考えてるのかわからないけど、君に近づくためには伝えなきゃ始まらない。

今日はそう思えた。


自分が苦しいから伝えるんじゃないよ。

好きだから。

君のことが知りたいから伝える。

君に少しでもありがとうが伝えたいから伝えるんだ。





君の作る物を食べれることがこんなにも幸せなんて。


あのときは気づかなかった。



ごめんね。本当に。

何にも気づいてなかったんだ。


毎日毎日、過去の全てに後悔し、懺悔ばかり。


触れたい触れたい。


俺が買ったものを持って帰って晩御飯にするらしい。

嬉しいな。


少しでも君とつながってると感じれる。

そんな小さな幸せを、大きな幸せに感じる。



愛してるよ。

昨日はせっかくの日曜日だというのにも関わらず、一日薬飲んで寝てた。

起きてたのってわずか1時間ぐらいではないだろうか・・・


今日も1日が終わった。


家に帰る=1日の終わり


今日も君の声が聞けた。

君にとってはどうでもいい電話でもいい。

そりゃあ、お互いにとっていつも特別な電話だというのが理想だけど

今はそんなワガママなこと言わない。


理由なんてどうでもいいんだよ。

君のために何かがしたい。

なにができるかな?

色んなこと考える。

あまりズケズケ行動しても迷惑かもしれないし

少し控え目で、あくまで何気ない感じで何か君にすることで、少しでも気持ちを伝えれたらと考える。

君は「そんなお金使わなくてもいいよ」というけれど、君がしてくれたことに比べれば10分の1以下じゃないか。


夕御飯を食べながら思い出してた。



君は俺との新しい生活のために大金はたいて車も買ったよね。


あの日の俺は、それがどんなことか、お金というものの大切さ、君の想い、大したことのように思わなかった。

でも、今ならわかるな。


ごめんね。本当に。

バカでごめんね。


君が年老いて、働けなくなった時、俺が食べさせて、俺が守っていくために今、頑張って働いておこう。

どれだけ辛い日々でも、君の味わった辛さに比べたらまだまだと言い聞かせて、なんとか歩いていく。




君が俺の生きる証。

人と関わるのがしんどい。

生きていく為にはお金が必要で、その為には働かなくちゃならない。

働くってことはそこに人間関係が当たり前にあって、社会人なんだから人間関係は成立しとかなくちゃいけない。

そのためには、愛想も必要で。


何にも話さなくても、誰かが前に立つと自然に愛想笑いがでる。

普通に考えたらそれは良いことなんだけど、一人になった時に、顔の筋肉の力がぬける。

抜けた時に、勝手に愛想笑いしてる自分に気づく。

そう気付いた時、一気に疲れる。


一人の時の自分の目。

感情も何もない。


一人の時。

誰にも何にも感じない。


疲れるから。


うつ病だってことは認識してるし、今までは「うつ病だから」とか、自分で勝手に自分に言い訳して悲劇のヒロインみたいになってたけど、今は「うつ病だからナンダ」と思う。

病名なんてどうでもいい。


あの人といたいから、いつでも助けれる距離にいたいから、今自分が生きる場所を自分で決めた。



あの人は、もっと辛い日々も乗り越えてきたんだから、自分もどれだけ辛くても生きなくちゃ。


そう自分に言い聞かせる。


寂しくても、どれだけ辛くても誰にも何も言わない。


ここでつぶやくだけ。






疲れた。

今日は久しぶりに君の手料理が食べれた。それが仕事でたまたまだったとしても、とても嬉しくてたったそれだけのことなのにテンションがあがった。

君が大笑いした。

みんなと笑ってた。

その笑顔が見れるだけで、君の声が耳に届くだけでそれだけでパワーがもらえるんだ。

君は気づいているのかなぁ。気づいてないよね(笑)


君がどこにいようとも、どこにいこうとも俺は君がいつでも頼れる距離にいたい。

側にいれなくたって、影から見るだけだったとしても、離れたくない。


昔、僕のそばにいれなくても、支えれる距離でいたい。

と、言っていた君の気持がよくわかる。


昔こだわっていた自分の欲望は今はもうない。

君がいれば何もいらない。


心からそう思うんだ。


気づくのが遅すぎたけど、それでもやっぱり僕は君がいないと生きていけない。

同じ空の下で同じ空気吸って、自分の生きる意味を知った。


君を守るために今、俺は生きてるんだよ。

君への気持ちにどれだけ懺悔すれば君はまた俺に笑いかけてくれるんだろう


GIDの俺を心から愛してくれた人。

心から懺悔して、一からまたやり直したら心からまた笑える日がくるのだろうか。


君に会いたくて、君に触れたくて仕方がない。

でも迷惑にはなりたくない。君の日常のリズムを壊すようなまねはしたくない。


耐えるしかない。


でも止まらないこの想い。

でも耐えなくちゃ。


毎晩薬のんで現実から逃げて、また朝がくる。

そんな日々はいつまで続くんだろう。


この僕の想いが君に届く日はくるんだろうか